豆知識・雑学

「みかん」の白い筋は食べたほうがいい?健康効果が高いって本当?

みかん」は元々は冬の果物ですが、品種改良などによって1年中スーパーなどで置いてあるので、手軽に食べることができる果物の1つです。みずみずしくて、ビタミンも豊富なので幅広い年代の方達に親しまれていますね。

そんな美味しい「みかん」ですが、皮を剥いたときに白い筋のようなものが気になるという方が多いと思います。あまり美味しくないので人によっては白い筋を取ってから食べるという方が多いと思いますが、実はこの「白い筋」には多くの栄養素が含まれているんです。

この記事では以下の点に焦点をあてて「みかん」の白い筋について見ていきたいと思います。

  • 「みかん」の白い筋の名前について
  • 白い筋は食べた方がいい?
  • 「みかん」の白い筋の栄養効果について

「みかん」の白い筋の名前には名前がある?

「みかん」の白い筋の名前には名前がある?

いつも何気なく食べている「みかん」ですが、その果実についている白い筋には実は名前があります。

その名も「アルベド」、あの海綿状・繊維状の白い筋は「アルベド」と言います。

名前の由来にはラテン語の「albedo」から来ており、意味は「白さ」「白い」という意味があります。

「アルベド」は、「みかん」だけでなく、「レモン」などの柑橘類の外果皮の内側に同じようについており、栄養や水分を運ぶ役割を担っています。栄養や水分を運ぶということからも分かります通り、「アルベド」は「維管束」のことです。

また外果皮の内側が「アルベド」と言うように、外果皮の外側にも同じように名前があり、こちらは「フラベド」と言います。

「アルベド」は食べた方が良い?

「アルベド」は食べた方が良い?

「みかん」の「アルベド」は本体に沢山ついていて気持ち悪い・あまり美味しないという理由から、取り除いてしまいがちですが、実はこの「アルベド」には沢山の栄養素が含まれているんです。

あんな細い繊維に栄養なんて含まれているの?」と思われるかもしれませんが、栄養や水分を運ぶ役割を担っていると言うことから、栄養の通り道になっているので沢山の栄養素が含まれているんです。

なので、よほど嫌いということでも無ければ、食べずに捨ててしまうのはもったいないです。

「アルベド」に含まれている栄養素とその効果

「アルベド」に含まれている栄養素とその効果

「アルベド」に含まれている栄養素の中で、特に注目したい栄養素が「食物繊維」と「ビタミンP(ヘスペリジン)」です。

「アルベド」に含まれている栄養素
  • 「食物繊維」
  • 「ビタミンP(ヘスペリジン)」

「食物繊維」は「ごぼう」などで有名で、知っている方も多いと思いますが、「ビタミンP(ヘスペリジン)」は少し聞きなれない成分ですよね。「ビタミンP(ヘスペリジン)」は「みかん」由来のポリフェノールと言われており、健康維持のための栄養素として知られています。また、「みかん」に限らず柑橘類の中には豊富に含まれています。

そんな「食物繊維」と「ビタミンP(ヘスペリジン)」の健康効果について見ていきましょう。

「食物繊維」の便秘解消効果

「アルベド」には「食物繊維」が豊富に含まれていますが、その量は本体の約4倍も含まれています。

「食物繊維」は腸内環境を整えて便秘の解消や予防の他、最近では心筋梗塞や肥満などの栄勝習慣病の予防にも役立つと言われています。

「ビタミンP(ヘスペリジン)」の血管を強化する働き

「ビタミンP(ヘスペリジン)」は、「ビタミンC」と協力することによって血管を丈夫にする・血行をよくする・血管の透過性を良い具合に調節するという働きを持っています。血行が良くなることによって、体温を高めることができるため、冬などの寒い季節にはもってこいの食べ物です。

透過性というものが少し難しいですが、この透過性が良くなりすぎてしまうと、高血圧や糖尿病といった症状が起こってしまう可能性があります。「ビタミンP(ヘスペリジン)」は、そういったことが起こらないように血管のメンテナンスを行ってくれます。

「ビタミンP(ヘスペリジン)」の脂肪分解効果

「ビタミンP(ヘスペリジン)」には、中性脂肪を分解する働きを持っており、また、悪玉コレステロール値の低下や肝機能改善効果もあります。

「みかん」の皮にも上記の効果と同じように中性脂肪の分解作用があります。ただ、「アルベド」に加えて「みかん」の皮を食べるのは中々抵抗があることなので無理はしないでくださいね。

「ビタミンP(ヘスペリジン)」のアレルギー症状の緩和効果

「ビタミンP(ヘスペリジン)」には、花粉症やアトピーなどのアレルギー症状を抑えてくれる作用があります。

「ビタミンP(ヘスペリジン)」がアレルギー反応に対して、血管透過性を抑制する働き、それによってアレルギー症状を緩和するとされています。

「みかん」の白い筋は食べたほうがいい?健康効果が高いって本当?まとめ<

「みかん」の白い筋について見ていきました。

この記事のまとめ
  • 「みかん」の海綿状・繊維状の白い筋は「アルベド」と言う
  • 「アルベド」は水・栄養素の通り道である「維管束」のため、栄養が多く含まれており、よほど嫌いということでも無ければ、食べずに捨ててしまうのはもったいない
  • 「アルベド」には「食物繊維」「ビタミンP(ヘスペリジン)」が豊富に含まれており、便秘の解消・予防、血管を強化する働き、脂肪分解効果、アレルギー症状の緩和効果などを食べることによって得られる

「みかん」に付いている海綿状・繊維状の白い筋は「アルベド」と言い、これを食べることによって様々な健康効果を得ることができます。よほど嫌いということでも無ければ、食べずに捨ててしまうのはもったいないので、果実と一緒にぜひ食べられて見てくださいね。

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