豆知識・雑学

「々」の読み方・意味とは?スマホでの入力方法はどうすればいい?

「久々」や「佐々木」などの繰り返し発音をする言葉や苗字で使用される「」、これの扱いで困ったことはないでしょうか。

この「々」を単体で使用したいというときに、なんて読めば良いのか分からずに「久々」「佐々木」などを入力して余計な文字を消す、という方法をとっているという方もいると思います。

実は、こんな面倒臭い方法を取らなくても「々」を簡単に入力する方法があるんです。

この記事では以下の点に焦点を当てて「々」について見ていきたいと思います。

  • 「々」の読み方と意味
  • 「々」の入力方法
  • スマートフォンでの「々」の簡単な入力方法

「々」について

「々」について

「々」の読み方について詳しく

読み方が分かれば入力方法もその読み方を入力すれば良いのですが、実は「々」に読み方は存在しないんです。

しかし、俗語として片仮名の「ノ」と「マ」が組み合わさっているように見えることから「ノマ点」、または「同の字点」と言います。漢和辞典には載っていませんが、広辞苑などの辞書で引いてみると載っていると思います。

俗語とは:教養として扱われていない言葉のこと

スマートフォンや携帯電話、パソコンなどの機種によっては「ノマ点」「同の字点」と打つと「々」が出る可能性があるので、打って出るか試してみてください。

「々」の意味について詳しく

「久々」や「佐々木」などに使われているので漢字に思われがちですが、実は「々」は漢字ではなく「踊り字(繰り返し記号)」という記号の1つで、「、」「。」といった句読点などの仲間です。

踊り字、躍り字(おどりじ)は、主に日本語の表記で使用される約物(特殊記号)の一群で、々、ヽ、ゝなどがある。おどり、繰り返し符号(くりかえしふごう)、重ね字(かさねじ)、送り字(おくりじ)、揺すり字(ゆすりじ)、重字(じゅうじ)、重点(じゅうてん)、畳字(じょうじ)などとも呼ぶ。

踊り字 Wikipediaより引用

漢字でその言葉を繰り返す場合には「々」を使いますが、平仮名で繰り返す場合は「あゝ」「こゝろ」などで使われいるように「ゝゞ」を使い、片仮名で繰り返すという場合にはこちらの「ヽヾ」記号を使います。

「々」は「ノマ点」「同の字点」と呼ぶのに対して、平仮名・片仮名の「ゝゞ」「ヽヾ」は「一の字点」と呼びます。

  • 漢字で繰り返す場合→「ノマ点」「同の字点」である「々」を使う
  • 平仮名・片仮名で繰り返す場合→「一の字点」である「ゝゞ」「ヽヾ」を使う

2文字以上繰り返す場合は「くの字点」を使う

2文字以上繰り返す場合は「くの字点」を使って表現をします。

ここでは文字化けの可能性があるので記載することができませんが、「たびたび」という言葉の場合は後ろ2つの「たび」を「くの字点」を使って表現することができます。

詳しいことはこちらのリンクをご覧になると分かりやすいです。

✏︎踊り字 Wikipedia

「々」の入力・変換方法

「々」の入力・変換方法

「々」を単体で使いたいというときのの入力・変換方法は、とても簡単で「おなじ」「どう」「くりかえし」と入力するだけで変換をする際の一覧に出てくるので、後は出てきた「踊り字」を選択すれば使うことができます。

お使いの端末(パソコンやスマートフォン、携帯電話など)によってこの辺りの表示は変わると思いますが、「おなじ」または「どう」と入力するだけで大体は使うことができます。ただ、「くりかえし」に関しては色々な端末で確認をしてみましたが、出ない場合の方が多いようです。

スマートフォンで簡単に表示させる方法

スマートフォンで簡単に表示させる方法

「おなじ」「どう」「くりかえし」と入力することで「踊り字」を使うことができますが、スマートフォン、iPhone・Androidには意外と知られていない別の入力・変換方法もあります。

iPhoneの場合は、iOS7以上という制約がありますが、iOS7以上の場合、入力画面になりましたら、左上の「☆123」を押し「数字入力モード」に変更します。この「数字入力画面」で「8」を上にフリックすると「踊り字」の「々・ゝ・ゞ・ヽ・ヾ・〃・仝」が候補として挙がるので、ここから選択・使用することができます。

Androidの場合は、入力画面で「記号」をタップすると記号の一覧が表示され、その中に「踊り字」があるので、そこから選択・使用することができます。

  • iPhoneの場合(iOS7以上):「数字入力モード」に変更→「8」を上にフリック
  • Androidの場合:、入力画面で「記号」をタップ→「踊り字」を探す

「おなじ」「どう」「くりかえし」以外にも、こういった入力方法もあるので、覚えておくと便利です。

「々」の読み方・意味とは?スマホでの入力方法はどうすればいい?まとめ

「々」の読み方・意味とは?スマホでの入力方法はどうすればいい?まとめ
この記事のまとめ
  • 「々」の読み方は存在はしないが、俗語として「ノマ点」「同の字点」と呼ばれている
  • 「々」は漢字ではなく「踊り字」という記号である
  • 端末での入力の際は「おなじ」「どう」「くりかえし」と入力することで変換することができる

「久々」や「佐々木」と入力して余分な文字を消して入力することもできますが、それだとちょっと面倒ですよね。そんなときはぜひ、ここで紹介した方法を試して見てくださいね。