豆知識・雑学

「○○強」「○○弱」はどのくらいの数字・範囲?数字の表現について

日常生活の中で「○○強」「○○弱」といった言い方で数字を表現する機会があると思います。しかし、その基準となっている数字よりも多いのか、少ないのかイマイチピンと来ないという方も多いと思います。

パーティーには10名弱の参加者が集まる予定です。」と聞いたときにどのくらいの範囲を指すのか、10名よりも多いのか少ないのか、少し曖昧ですよね。

この記事では、そんな「○○強」「○○弱」はどのくらいの数字・範囲なのか、気になる疑問についてまとめています。

「○○強」「○○弱」について

「○○強」「○○弱」について

「○○強」とは

「○○強」とは、その数量を表す際に付く接尾語のことで、具体的にはその基準となっている数量よりも少し多いことを表します。

⑴[名]強いこと。また、強いもの。⇔弱。
「―は弱を圧し、小は大の食となるは」〈逍遥・当世書生気質〉
⑵[接尾]数量を表す語に付いて、実際はその数よりも少し多いことを表す。数の端数を切り捨てたときに用いる。「五キロ強」「九割強」⇔弱。

コトバンク 強より引用

例えば「10名強」という場合は、10名よりも少し多い11、12、13あたりの数字を表しているということになります。つまりは四捨五入・切り下げのような感じと覚えておけば分かりやすいと思います。

しかし、少し多いという表現が人によって範囲が異なるので、相手との認識のズレが多少は生じることがあります。

「○○弱」とは

「○○弱」とは「○○強」と同じく接尾語のことで、具体的にはその基準となっている数量よりも少し少ないことを表します。

⑴[名]よわいこと。また、よわいもの。「こたつの目盛りを弱にする」「弱アルカリ性」⇔強。
⑵[接尾]端数を切り上げたとき、数を表す語の下に付けて用いる。「五〇〇人弱の聴衆」「二〇万円弱の給料」⇔強。

コトバンク 弱より引用

例えば「10名弱」という場合は、10名よりも少し少ない7、8、9あたりの数字を表しているということになります。つまりは四捨五入・切り上げのような感じと覚えておけば「○○強」と同様に分かりやすいと思います。

また、こちらも少し少ないという表現が人によって範囲が異なるので、相手との認識のズレが多少は生じることがあります。

数字・範囲の捉え方に注意

「○○弱」の数字・範囲の捉え方に注意

「○○弱」の数字・範囲の捉え方には少し注意が必要です。

「10名強」であれば、正しく意味を理解していなくても何となくは10名よりも大なり小なり多いと考えるのですが、「10名弱」でも「10名強」と同様に多いと考えてしまう傾向にあります。

本来「10名弱」であれば、7、8、9あたりの数字を表すのですが、「10名弱」を10名+若干名と認識してしまい、結果として10名よりも少し多い11、12、13あたりの数字を思い浮かべてしまう方が多いです。

また、この認識をしている方は「10名強」と聞いたときに18、19あたりの数量を思い浮かべてしまうので、こちらも注意です。

「○○強」「○○弱」はどのくらいの数字・範囲?数字の表現についてまとめ

「○○強」「○○弱」はどのくらいの数字・範囲?数字の表現についてまとめ
この記事のまとめ
  • ○○強
    →その基準となっている数量よりも少し多いことを表す
    →「10名強」という場合は、10名よりも少し多い11、12、13あたりの数字
  • ○○弱
    →その基準となっている数量よりも少し少ないことを表す
    →「10名弱」という場合は、10名よりも少し少ない7、8、9あたりの数字

「○○強」「○○弱」はどのくらいの数字・範囲なのかについて見ていきました。

「○○強」は基準となっている数量よりも少し多く、「○○弱」は基準となっている数量よりも少し少ないということでした。

こちら側が「○○強」「○○弱」についてしっかりと理解していたとしても、相手との認識の違いから齟齬が生まれてしまうので、使う際は間違いがないようにしたいですね。