豆知識・雑学

夏場にカレーの常温保存はしても大丈夫?食中毒は?

暑い夏には清涼感を得られる「そうめん」や「そば」などの麺類も良いのですが、暑い夏だからこそ熱い・辛いといった食べ物を無性に食べたくなってしまいますよね。

その中でもカレーは、身近にある家庭料理として大人から子どもまで幅広い世代に親しまれている料理です。

しかし、そこで気になるのがカレーの保存方法です。常温保存でも問題はないのでしょうか。暑いと、料理や食材などは傷みやすくなってしまうので不安な方は多いと思います。

この記事では、夏場にカレーの常温保存は危険なのか、その危険性と保存方法について解説しています。ぜひ、参考にされて見てくださいね。

夏場にカレーを常温保存するとどうなる?

夏場にカレーを常温保存するとどうなる?

カレーは一晩寝かせると美味しくなる」ということから、何となく日持ちが良さそうですが実際のところは違います。

カレーの具材には肉類・魚介類・野菜類のいずれかが必ず入りますが、これらには「ウェルシュ菌」という細菌が存在します。これがカレーやシチューなどの食べる前日に加熱調理されて常温保存されたものはとても繁殖しやすい場になってしまうんです。

この「ウェルシュ菌」は潜伏期間が約10時間程で、その後症状としては比較的軽いですが腹痛や下痢などの症状を引き起こします。

通常、加熱をすればこれらの菌は死滅するのですが、「ウェルシュ菌」は熱に強い性質を持っており、100℃で1時間加熱をしても死滅する事は無いと言われています。

「ウェルシュ菌」が繁殖しやすい温度が20℃~50℃と言われており、一晩寝かせていたらもうすでに「ウェルシュ菌」が大量に繁殖している状態、食べたらお腹を壊してしまうことがあります。

なので、夏場にカレーを常温保存するのは大変危険なんですね。

カレー以外にも「ウェルシュ菌」が存在する

カレー以外にも肉類・魚介類・野菜類を使ったものであれば、同じようなシチュー、煮込み料理などにも同様に「ウェルシュ菌」が存在します。

カレーだけに「ウェルシュ菌」の危険性が潜んでいるというわけでは無いので、保存する場合はここで紹介をしているカレーと同じ保存方法のようにしてくださいね。

カレーの夏と冬の常温保存の目安

カレーの夏と冬の常温保存の目安

カレーなどの煮込み料理や味噌汁などの常温保存の目安は、夏場であれば半日の5時間~7時間程度、冬場であれば1日~1日半程度と言われていますが、それよりも気持ち早いくらに考えておきましょう。

また、梅雨の時期だと菌がより繁殖しやすいので、常温保存ではなく、なるべく冷蔵・冷凍で保存して「ウェルシュ菌」の繁殖を防ぎましょう。

  • 夏場であれば半日の5時間~7時間程度
  • 冬場であれば1日~1日半程度
  • 梅雨の時期はなるべく冷蔵・冷凍保存が好ましい

カレーを大量に作って何日も持たせようとせずに、作った次の日くらいまでには全て食べきれるくらいの量を作るようにし調整するのも大切ですね。

また、カレーを温め直すときは、全体に火が通るようにしっかりと温めて、空気を織り交ぜるようにしてかき回すと、酸素が苦手な「ウェルシュ菌」対策にも繋げることができます。

「ウェルシュ菌」を防ぐなら冷蔵庫へ

「ウェルシュ菌」を防ぐなら冷蔵庫へ

常温保存でもある程度は平気ですが、常温保存で一晩寝かせておいたらある程度の繁殖を許してしまいます。食中毒はやはり心配ですよね。

「ウェルシュ菌」は20℃~50℃で増殖するので、20℃以下に冷ますことが重要になっていきます。なので、冷蔵庫に入れて冷蔵保存をすることとても大切になっていきます。

カレーが入った鍋をそのまま冷蔵庫に入れるのも良いですし、小さなタッパーに小分けして保存をするのも良いです、保存をする際はカレーが完全に冷めきった後でないと、菌の繁殖を許してしまうのでその点は気をつけましょう。

また、冷蔵保存をした際のカレーの賞味期限は2日程度なので、これを過ぎたら食べるのは控えてください。

冷凍保存の場合は

冷凍保存の場合は

冷凍保存の場合は保存期間はおよそ1ヶ月に伸びます。

冷凍保存をする際は、ジャガイモを入れたままにすると水分が抜けてパサパサとした食感になってしまいます。少し面倒ですが、冷凍する前にジャガイモは抜いて、食べるときに追加すると美味しくいただくことができます。

また、解凍する際に電子レンジを使うとこれもまた食材の水分が抜けてしまうので、自然解凍か湯煎をして食べるのがおすすめです。

夏場にカレーの常温保存はしても大丈夫?食中毒は?まとめ

夏場にカレーの常温保存はしても大丈夫?食中毒は?まとめ

夏場にカレーの常温保存は危険なのか、その危険性と保存方法について見ていきました。

カレーなどの肉類・魚介類・野菜類を含んだ煮込み料理やスープなどは一定の環境で「ウェルシュ菌」という食中毒を引き起こす細菌を繁殖させてしまいます。夏や梅雨の時期はこれらが繁殖がしやすくなってしまうため、ある程度は常温保存ができますが、保存する際は冷蔵・冷凍保存をするのが良いです。

うっかり常温保存で一晩寝かしてしまいがちですが、食中毒にならないためにもしっかりとこの辺りの管理はしておきたいですね。

「ニンニク」の臭いの原因は?気になる臭いを消すにはどうすればいい?何かを食べたときの歯磨きなどの口臭ケアはとても大切で、気をつけなければならない事ですが、その中でも特に気をつけたいのが「ニンニク」を食べ...
「サラダ味」とはどんな味?サラダ味ではなく「サラダ油味」って本当?お菓子やせんべいには様々な味がありますが、その中で「サラダ味」というものがあります。 1度は食べた事があるであろう「サラダ味」です...
映画館で「ポップコーン」を食べるのが定着した理由は何?様々な意見がありますが、映画館で映画を鑑賞しながら「ポップコーン」を食べるのって定番ですよね。「今日は買わなくていいか」と行く途中までは...