豆知識・雑学

「気が置けない」間柄って仲が良い?悪い?意味や覚え方について

「気が置けない仲」と聞いて皆さんはどのような関係を想像するでしょうか。人によっては正反対の意味になってしまうこともあり、相手の捉え方によってはそこの認識に差異が生まれてしまいます。

「気が置けない」だから「気を許すことができない、油断ができない、気を使う関係」とその言葉から思われがちですが、この意味は間違いです。

この言葉は誤用が多いことでも知られており、意味をしっかりと理解して人前で使っても間違えないようにしていきたいですね!

「気が置けない」の本来の意味

「気が置けない」の本来の意味

「気が置けない」は、誤用が多いことで知られていますが本来はこのような意味があります。

「気が置けない」の本来の意味
  • 気を使わなくて済む気心知れた関係。
  • 相手に遠慮や気配りなどをしなくて良いこと。

「気が置けない」には「気を使わなくて済む気心知れた関係」「相手に遠慮や気配りなどをしなくて良いこと」といった意味が含まれており、簡単にいうと「とても仲が良い・親友のような間柄」という意味ですね。

字面から「気を許すことができない、油断ができない、気を使う関係」など本来の意味とは正反対の意味をパッと見ただけでは判断してしまいがちなので注意です。

また「気の置けない」という言い方でも使われます。

「気が置けない」の覚え方

「気が置けない」の語源

「気が置けない」の「ない」が否定を表す言葉なので、どうにも「気心知れた関係」と覚えるのは違和感がありますよね。

実は「気が置けない」という言葉の反対の意味を持つ「気が置ける」という言葉があります。こちらには「遠慮する」「打ち解けることができない」といった意味があり、これを覚えておくと迷うことがなくなるのではないかと思います。

「気が置ける」に否定の意味を持つ「ない」がくっつくことで、この記事の主題である「気が置けない」になり「気が置ける」の意味の否定の意味の「気心知れた関係」に繋げることができます。



しかし、いざこの「気が置けない」に遭遇した時に「あれ?どっちの意味だっけ?」となる場合があると思います。そういった時のために「あべこべの意味」と心の中に刻んでおきましょう。

間違えて覚えている人はどのくらいいるの?

間違えて覚えている人はどのくらいいるの?

「気が置けない」を間違った意味で覚えている人はどのくらいいるのでしょうか。

文化庁が毎年行う「国語に関する世論調査」の結果についてという16歳以上の男女2000人を対象とする日本人の国語力を問うもので、「気が置けない」について正しく認識されているかの調査がありました。

調査内容は平成18年度のものですが、その結果は約半数の48%の人が「相手に気配りや遠慮をしなくてはならないこと」という意味と認識していたようです。

✏︎平成18年度「国語に関する世論調査」の結果について

2人に1人は間違った意味で覚えているというのは驚きですよね。間違って使っている・覚えている方がいたら教えてあげましょう。

「気が置けない」間柄って仲が良い?悪い?意味や覚え方についてまとめ

「気が置けない」間柄って仲が良い?悪い?意味や覚え方についてまとめ

「気が置けない」の意味や覚え方について見ていきました。

実に半数の方が間違えた意味で覚えているこの「気が置けない」という言葉には、「気心知れた関係」という意味があります。「ない」がついているのでどうしても「仲が悪い」のような意味を連想してしまいがちですが、しっかりと覚えておきたいところです。

ここで紹介した覚え方をぜひ試して見てくださいね。