豆知識・雑学

たけのこにアレルギーはある?皮膚や喉が痒くなる・イガイガする理由は?

4月〜5月の春頃が旬である「たけのこ」は本当に美味しいものですよね。たけのこご飯や煮物、考えるだけで汚いですがよだれが出そうです。

そんな美味しい「たけのこ」ですが、食べた時に喉がイガイガしたり、下ごしらえをするときなどに触れて皮膚が痒くなる、といったことはないでしょうか。なぜこのような事が起こるのか、「たけのこ」にアレルギーはあるのか気になりますよね。

この記事では「たけのこ」にアレルギーはあるのか、皮膚や喉が痒くなる・イガイガする理由について解説しています。

「たけのこ」にアレルギーはある?

「たけのこ」にアレルギーはある?

結論から言いますと、「たけのこ」にはアレルギーの元となる物質は含まれていません。ひとまず一安心ですね。

通常、アレルギーというものは、私たちが特定の食べ物を摂取した時や花粉などが侵入した時に、免疫システムが過剰に反応して起こります。体に悪くない物質でも「こいつは有害だ!」と過剰に反応して、攻撃をしすぎることによって、逆に体にマイナスの症状を出してしまう現象なんですね。

この原因となるのが「アレルゲン」「抗原」と言われる物質です。私たちの周りにはこの原因となる「アレルゲン」「抗原」が食べ物や薬などに含まれているのですが、どれが反応するのかは人それぞれです。

花粉症の人とそうでない人がいるのはそのためですね。

「たけのこ」にはこの「アレルゲン」「抗原」は含まれていないのですが、実は皮膚や喉が痒くなる・イガイガしてしまう原因である「仮性アレルゲン」というものが含まれているんです。これが皮膚や喉が痒くなる・イガイガする原因の正体です。

「たけのこ」の「仮性アレルゲン」とは

「たけのこ」の「仮性アレルゲン」とは

食べ物を摂取した時にそれがアレルギーの原因物質でもないのにも関わらず、アレルギー反応と同じような反応が起こってしまう事があります。その原因を「仮性アレルゲン」と言い、「たけのこ」には「アセチルコリン」が含まれています。

この「アセチルコリン」は単に悪い物質というわけではなく、副交感神経を刺激して、体の休息、修復、リラックスできるなどの体に良い効果をもたらしてくれることもあります。

しかし、副交感神経が過剰に反応しやすい体質や、反応してしまった結果、アレルギー反応と同じような反応が起こってしまいます。主な症状としてはこのようなものがあります。

「アセチルコリン」の主な症状一覧
  • 血管の拡張による痒み
  • 気管支喘息
  • 心拍数の低下
  • 胃痛
  • 自律神経失調症(めまい・体調不良など)

症状はどれも一過性のもので、症状が出て1,2時間ほどでおさまっていきます。しかし、大量に摂取をすると症状がひどくなってしまうこともあるようなので注意です。

「仮性アレルゲン」とされているものは様々あり、その中で「たけのこ」に含まれているものは「アセチルコリン」という物質です。「たけのこ」の他には、トマト、なす、やまいも、ピーナッツ、さといも、そばなどがあります。

「たけのこ」のアク抜きはしっかりと

「たけのこ」のアク抜きはしっかりと

「たけのこ」を摂取した際にアレルギー反応と同じ反応が起こりますが、「たけのこのアク」も同じ症状を引き起こす原因でもあり、肌荒れや、吹き出物、腹痛や下痢といった症状が引き起こってしまう恐れがあります。

なので、「たけのこ」のアク抜きをする際はおざなりにならないように丁寧に行ってください。また、「仮性アレルゲン」である「アセチルコリン」は熱に弱いという性質も持っているの、さらにアク抜きが重要になっていきます。

「たけのこ」は、収穫した直後からアクが増えていき、それに従って味や品質なども落ちていってしまいます。もし、「たけのこ」を手に入れたらアレルギー症状を発症させないため、何より美味しくいただくためにも、アク抜きをしっかりと行ってくださいね。

たけのこにアレルギーはある?皮膚や喉が痒くなる・イガイガする理由は?まとめ

「たけのこ」にアレルギーはあるのか、皮膚や喉が痒くなる・イガイガする理由について見ていきました。

この記事のまとめ
  • 「たけのこ」にはアレルギーの元となる物質は含まれていない
  • しかし、「たけのこ」には「仮性アレルゲン」である「アセチルコリン」が副交感神経が過剰に反応しやすい体質や、反応してしまった結果、アレルギー反応と同じような反応が起こることがある

「たけのこ」には「アレルゲン」「抗原」といったアレルギー症状を引き起こす成分は含まれていなく、「仮性アレルゲン」というアレルギー症状に似た症状を発生させる物質が含まれていました。

「仮性アレルゲン」は熱に弱く、アク抜きをしっかりすることでその症状をおさえる事ができるようです。

「たけのこ」のアク抜きはとても大変ですが、しっかりと対策をして美味しく食べていきたいですね。症状がひどい場合は、自分で何かをするのではなく、素直にお医者様に診てもらうのが1番です。

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