「アンチ」という言葉をご存知でしょうか。インターネット上には、様々な専門用語やネット用語があるので、意味を理解していないと、突然その文脈で意味が通じなくなってしまいます。
この記事で、「アンチ」の意味やその語源について見ていきましょう。
「アンチ」とは

「アンチ」とは「嫌悪」「反対」「反感」「対抗」「違背」を表す接頭語のことです。
一般的な使い方としては、「アンチエイジング」「アンチウイルスソフト」などのように、言葉の前につけてその言葉に対抗や反感の意味合いを付ける際に使われます。ここで言う「アンチエイジング」は加齢に対抗する、「アンチウイルスソフト」はコンピューターウィルスなどに対抗するためのソフトウェアのことを表します。
一般的な意味や使い方に関しては上記のものですが、昨今では上記の意味を更に拡張させた意味で使われることが多く、何かに対して過剰に悪意あるコメントを書く行為や、特定のものをターゲットにして攻撃することなど、そう言った行為そのものやする人のことを「アンチ」と呼ぶようになっています。
上から目線の誹謗中傷、その対象のファンに対しての批判や攻撃、コンテンツやコミュニティーなどの荒らし行為など、これらも同様に「アンチ」と言います。
「アンチ」の語源とは

「アンチ」の語源とは「反感」「毛嫌い」などの意味を持つ英語の「Antipathy」です。
この「Antipathy」が転じて「アンチ」となって「嫌悪」「反対」「反感」「対抗」「違背」含むようになり、更に転じて何かに対して過剰に悪意あるコメントを書く行為や、特定のものをターゲットにして攻撃することなど、そう言った行為そのものやする人のことを「アンチ」と呼ぶようになりました。
「Antipathy」の対義語は「同情」「思いやり」などの意味がある「sympathy」ですが、こちらは英語以外ではあまり使われていません。
「アンチ」の意味は何?意味や語源について解説まとめ
「アンチ」の意味 | 「嫌悪」「反対」「反感」「対抗」「違背」を表す接頭語。誹謗中傷、過剰な批判や攻撃、荒らし行為なども指す |
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「アンチ」の語源 | 「反感」「毛嫌い」などの意味を持つ英語の「Antipathy」 |
「アンチ」の意味やその語源について見ていきました。ぜひ、参考にされて見てください。


