皆さんは「爪切り」をどういったタイミング・どういった感じで行なっているでしょうか。
普段何気なく切ってしまいがちですが、その切り方などによっては、爪に負担をかけて「巻き爪」や「深爪」「2枚爪」などになってしまう恐れがあります。
身だしなみでも意外とよく見られている「爪」、印象を悪くしないためにもしっかりとした「爪切り」を覚えておくと良いです。
この記事では、「爪切り」のタイミングや切り方、頻度など「爪切り」に関する事柄について詳しくまとめています。
「爪切り」はお風呂上がりがベスト

「爪切り」をするベストなタイミングはお風呂上がりです。
爪は水分を含むと柔らかくなるという性質があり、お風呂上がりだとちょうど良い具合に柔らかくなるので硬い爪でも簡単に切ることができます。硬い爪や厚い爪である人ほどおすすめです。
お風呂の後ということは、多くの方が夜に爪を切るということになりますが「夜に爪を切ると縁起が良くない」というような都市伝説のようなものを聞いたことがないでしょうか。
これはまだ灯り、電気や照明などといったものが家庭に普及していなかった頃、手元がよく見えない暗がり状態のでは切るのは止めたほうがいい、という戒めのようなものなんです。また、現在で言う爪切りというのものは当時はなく、小刀などで爪を切っていたので実際に怪我をする方が多かったようです。
現在では、夜でも照明があるので、手元をしっかりと確認ができるのでこういった心配はありませんね。
「爪切り」をしてはいけないタイミングはある?

「爪切り」をするベストなタイミングがあるように、「爪切り」をしてはいけないタイミングもあります。それはお風呂に入る前のタイミングです。
爪を切った後にやすりをかけて、その残りカスのようなものを一緒に洗い流すのに、お風呂に入る前に切るという方が意外にも多いと思いますが、これはおすすめできません。
というのは、「爪切り」が皮膚に少しでも触れてしまうと、目に見えないような小さな傷が出来てしまいます。その目に見えないようなちょっとした傷でも、ばい菌というものは侵入してしまいます。お風呂というのはただでさえ、カビやばい菌が繁殖しやすいところなので、そこが膿んでしまったりする恐れがあります。
爪を切るなら、爪が柔らかくなり、ばい菌の侵入の率が高くないお風呂上がりにするようにしましょう。
正しい爪の切り方は?

正しい爪の切り方とされているのが「スクエアオフ」という形だとされています。長方形の角が取れたような形のことですね。
切る際には、爪の伸びている白い部分全てを切ってしまいがちですが、切りすぎは「巻き爪」や「深爪」の原因です。切り方としては、白い部分が少し残る程度に残すことがポイントです。
「爪切り」の頻度はどのくらい?

「爪切り」の頻度としては、伸びる速さにもよりますが1~2週間ほどだとされています。
1,2ミリほど伸びた段階で、上記の「スクエアオフ」の形で、白い部分はある程度残して切るようにしましょう。
少し伸びる度に切っていると、当然のように「深爪」になってしまいます。
癖になっている方だと、毎日のように切ってしまいがちですが、ある程度伸びる1~2週間を目安にして切るようにしてみてください。
「爪切り」のタイミングはいつ?夜に切っても大丈夫なの?まとめ
「爪切り」のタイミングや切り方、頻度について見ていきました。
- 「爪切り」をするベストなタイミングは、その性質から爪が柔らかくなるお風呂上がりがベスト
- 「爪切り」をおすすめできないタイミングは、ばい菌などが侵入する恐れがあるお風呂前
- 正しい爪の切り方は「スクエアオフ」という長方形の角が取れたような形で、爪の伸びている白い部分は適度に残すようにする
- 「爪切り」の頻度としては、伸びる速さにもよるが1~2週間ほどが良い
男性ですと軽視しがちですが、ビジネスの場や女性の方は爪をよく見ています。たかが「爪切り」と侮らないで、しっかりやっていきましょう。


