コンタクトレンズを普段から付けている方は、こすり洗い、すすぎ、消毒、保存などの一連の流れが重要になっていきます。これを怠ってしまうと、目のトラブルを引き起こしてしまう可能性があります。
しかし、レンズを洗うのは大変重要なことですが、そのレンズを保存しておくコンタクトケースもしっかりとケアしておかないと、レンズをいかに清潔に保っていたとしても意味がありません。
この記事で、コンタクトケースの正しい洗い方について見ていきましょう。
コンタクトケースの正しい洗い方

コンタクトケースに入っている保存液を捨てる
消毒が終わった後のコンタクトケースに入っている保存液は基本的に使用は1回のみで、再使用・再利用などはできません。
面倒な方だと、前日のコンタクトケースに入っている保存液をそのまま使ってしまうということもあります。しかし、そのまま使ってしまうとカビや雑菌、細菌の温床となり、いかにレンズの方を清潔にしていたとしても保存したレンズの方へ菌が付き、様々な目のトラブルを引き起こす結果となってしまいます。
コンタクトケースをしっかりと洗う
ケースに入っている保存液を捨てた後は、コンタクトケースを水道水などでしっかりと洗います。この時に、ケース本体の内側、外側だけでなく本体の裏側や、縁部分、またフタの部分も丁寧に洗うようにしましょう。
この時に洗剤などを使って洗ってしまうと、コンタクトケースに洗い残しがある場合、レンズの方に何かしらの影響を与えてしまうので、洗う際は流水のみを使って洗うようにしてください。
洗った後は自然乾燥させる
コンタクトケースの内側、外側、縁、裏側、フタをしっかりと洗ったら、水を十分に切って風通しの良い場所に置いて自然乾燥させます。
湿った状態だとカビや雑菌が繁殖する原因になってしまうので、必ず自然乾燥をさせます。
この時になるべく速く乾かすために、布やタオルなどを使ってしまうと雑菌がついてしまう恐れがあるので、急いでると言っても布やタオルなどは使わないようにしましょう。
コンタクトケースは定期的に変える

コンタクトレンズもそうですが、コンタクトケースも定期的に変えることが大切です。
コンタクトケースを毎日しっかりと洗っていたとしても、目に見えない細かなキズや汚れ、細菌などが付着している可能性があります。また、長く使うことによってケース本体とフタとの噛み合わせが悪くなってしまうということもあります。
なので、コンタクトケースはだいたいは2,3か月を目安に新しいものに交換するとよいです。
コンタクトケースの正しい洗い方は?怠りがちなケースのケア方法についてまとめ
コンタクトケースの正しい洗い方について見ていきました。
- コンタクトケースは、前日に使った保存液を捨て、水でケースの内側、外側、縁、裏側、フタをしっかりと洗い、自然乾燥させる
- コンタクトケースは2,3か月を目安に定期的に新しいものに変える


