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「分かる」と「判る」と「解る」の違いは何?

「わかる」には「分かる」「判る」「解る」の3つの漢字の使い分けをすることができますが、これらの使い分けで迷ったことはないでしょうか。

大体は「分かる」を使うとは思いますが、その他の「判る」「解る」の使い分けが気になりますよね。

この記事で「分かる」と「判る」と「解る」の違いについて見ていきましょう。

「分かる」と「判る」と「解る」の違い

「分かる」と「判る」と「解る」の違い

「分かる」と「判る」と「解る」の違いは以下の通りです。

  • 分かる」:物事の事情がはっきりする、理解すること。他の「わかる」の中でも唯一の「常用漢字」
  • 判る」:物事の内容やその理論がはっきりすること
  • 解る」:事実がはっきりする、明らかになること

「分かる」「判る」「解る」の違いは常用漢字か表外漢字(常用漢字ではないもの)かの違いにあります。「分かる」に関しては常用漢字、「判る」「解る」は表外漢字です。

「常用漢字」とは「法令,公用文書,新聞,雑誌,放送など,一般の社会生活において,現代の国語を書き表す場合の漢字使用の目安」の際に使われるもので、一般的には「分かる」が使われることが多いです。

「判る」「解る」を使っても間違いというわけではありませんが、上記に当てはまるもの、市役所などでの記載の際には「判る」「解る」ではなく、「分かる」を使うのが良いです。また、「分かる」「判る」「解る」の使い分けで迷った際も同様ですね。

「分かる」「判る」「解る」とは

「分かる」「判る」「解る」とは

「分かる」について詳しく

「分かる」とは物事の事情がはっきりする、理解することを指します。

「分かる」「判る」「解る」の「わかる」中でも唯一の「常用漢字」です。

「常用漢字」というのは、法令,公用文書,新聞,雑誌,放送など,一般の社会生活において,現代の国語を書き表す場合の漢字使用の目安」の際に使われるもので、教科書や公的文書などでも「判る」「解る」は使われずに「分かる」という表記が使われます。

それぞれの「わかる」には意味がありますが、唯一の常用漢字であるということからも、「分かる」に関しては「判る」「解る」全ての「わかる」の意味に通じる言葉として使うことができます。

「判る」について詳しく

「判る」とは事実がはっきりする、明らかになることなどを指します。

「判」という漢字が使われている熟語をイメージすると理解しやすいです。

判明」には事実がはっきりとして明らかになること、「判断」には考えがはっきりとしまとめること、などですね。他にも「判決」や「裁判」などがありますが、どれもが物事の事実を明らかにすることに繋がります。

基本的には「分かる」で良いですが、使い分けの際はその文脈から判断して使い分ける必要がありますが、事実が明らかになったという際には「判る」を使うと良いです。

「解る」について詳しく

「解る」とは物事の内容やその理論がはっきりすることを指します。

こちらも「判る」と同様に「解」が使われている熟語をイメージすると理解しやすいです。

解決」には問題や事件の概要・筋道がはっきりとし片付くこと、「解析」には物事の要素を細かく理論的に調べて、その本質を明らかにすること、などですね。他には「解釈」や「理解」「了解」などがあり、どれもが物事の内容やその理論がはっきりすることに繋げることができます。

「分かる」と「判る」と「解る」の違いは何?まとめ

「分かる」と「判る」と「解る」の違いついて見ていきました。

この記事のまとめ
  • 分かる」:物事の事情がはっきりする、理解すること。他の「わかる」の中でも唯一の「常用漢字」
  • 判る」:物事の内容やその理論がはっきりすること
  • 解る」:事実がはっきりする、明らかになること

基本的には「常用漢字」である「分かる」を使うのが吉ですが、より細かく使い分けをしたい場合はその他の「判る」「解る」を使うと良いです。ぜひ、参考にされて見てください。

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