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「ところてん」と「寒天」の違いは何?

世の中には似たような食べ物が複数存在しますが、その中でも「ところてん」と「寒天」の違いは何かご存知でしょうか。

食物繊維が豊富で、カロリーも低いということからダイエット食品としても度々目にすることが多いですね。しかし、これらの違いは知らないという方が意外にも多いように思えます。

この記事で、「ところてん」と「寒天」の違いについて見ていきましょう。

「ところてん」と「寒天」の違い

「ところてん」と「寒天」の違い

「ところてん」と「寒天」の違いは以下の通りです。

  • ところてん」:「テングサ」「オゴノリ」などの海藻類を原材料を煮溶かして濾過し、冷やして固めたもの
  • 寒天」:「ところてん」を乾燥させて凍らせたもの

「ところてん」と「寒天」の製法は異なりますが、元々この2つは一緒のものです。両者とも食物繊維が豊富なため、整腸作用またダイエットなどにも期待できます。

「ところてん」「寒天」とは

「ところてん」「寒天」とは

「ところてん」について詳しく

「ところてん」とは「テングサ」「オゴノリ」などの海藻類を原材料を煮溶かして濾過し、冷やして固めたものです。

「ところてん」と平仮名で表記することが多いですが「心太」と漢字で表記することができます。

これは「ところてん」の原材料である「テングサ」の俗称が「心太(こころぶと)」と呼ばれていたため、昔は「テングサ」のことを煮出して冷ます海藻であることから「凝海藻(こるもは)」と呼んでおり、「凝る」の字の語源が「心」と、太い海藻を意味する「太」の字をあてて「心太(こころふと)」と呼び、これが時代が流れるにつれて「ところてん」という読み方になった、などの様々な説があり、正確なことは分かっていません。

「ところてん」は全体の99%が水分で、100gあたりのカロリーが2,3キロカロリーと低カロリーで、食物繊維が豊富なため、整腸効果があります。ゼリーのような見た目をしていますが、ゼリーとは違い表面は少しだけ堅い感じがあります。

「ところてん」の原材料が海藻であるということから、酢や醤油などで食べるのが一般的ですが、地域によっては黒みつをかけて食べる場合もあります。

「寒天」について詳しく

「寒天」とは「ところてん」を乾燥させて凍らせたものです。

「ところてん」は庶民の食べ物として定着していましたが、ある日余り物の「ところてん」を外で捨てておいたところ、数日後に見るとそれが白い乾物になっているのを見つけ、外に捨てておいた「ところてん」が日中で水分が抜けて乾燥し、夜になって凍るという工程を何度も繰り返して偶然生まれたもので、これが「寒天」の始まりだと言われています。

「寒天」はその工程から、寒い時期が長く続く長野県などで盛んに生産され、一説には伊豆(静岡県)にある「寒天橋」を越えて長野県に「ところてん」を運んで「寒天」になるということから「寒天」という名前がつけられたとされています。当初は「ところてんの干物」などと呼ばれていたそうです。

「寒天」は「粉末寒天」「棒寒天」「糸寒天」「フレーク寒天」など様々な種類があり、それによってデザートにしたりサラダにしたりと、「ところてん」以上に使い道があります。

「寒天」は「ところてん」のように食物繊維が豊富で、また胃のなかで水分を吸収して膨らむということから腹持ちが良く、ダイエット効果にも期待できます。

「ところてん」と「寒天」の違いは何?まとめ

「ところてん」と「寒天」の違いについて見ていきました。

この記事のまとめ
  • ところてん」:「テングサ」「オゴノリ」などの海藻類を原材料を煮溶かして濾過し、冷やして固めたもの
  • 寒天」:「ところてん」を乾燥させて凍らせたもの

「ところてん」は「テングサ」を煮溶かし冷やして固めたもの、「寒天」はその「ところてん」は乾燥させて凍らせたものです。ぜひ、参考にされて見てください。

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