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「住む」と「棲む」の違い

「住む」と「棲む」の違いは以下の通りです。
この記事のまとめ
- 「住む」:人間が場所を定めてそこに生活すること
- 「棲む」:動物が巣を作るなどしてその場所に生息すること
「住む」と「棲む」は、人間か人間以外の動物かという点で使い分けがされます。しかし、「棲む」は「住む」と置き換えても特に問題はなく、「住む」は「常用漢字」となっています。
「住む」「棲む」とは

「住む」について詳しく
「住む」とは人間が場所を定めてそこに生活することです。
「住む」は主に人間が、その場所に留まって生活することを意味する言葉です。単にその場所にいるだけでは「住む」とは言えず、その場所に留まって生活をして初めて使うことができます。
主に人間に対して「住む」は使われますが、人間以外の動物などにも使われることもあり、また使っても特に問題はありません。
「住む」は後述する「棲む」とは異なり、「常用漢字」です。「常用漢字」とは新聞や雑誌、役所などの公用文で一般的に使われるもので、社会における漢字の使用目安となる項目のことで、そのために、新聞や公用文などでは後述する「棲む」が適当の場合でも使われず、こちらの「住む」が使われます。
「棲む」について詳しく
「棲む」とは動物が巣を作るなどしてその場所に生息することです。
主に動物に対して使われる言葉ですが、人間に対しても使う場合があり、その場合は自然の中で暮らしていたり、非人間的な暮らしをしているというニュアンスが含まれます。
架空の世界の物語、小説などでも使われることはしばしばあり、妖精や精霊などが主語になる場合もあります。
「住む」と「棲む」の違いは何?まとめ
「住む」 | 【意味】人間が場所を定めてそこに生活すること 【備考】「常用漢字」。人間以外の動物などにも使われることもあり、また使っても特に問題はない |
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「棲む」 | 【意味】動物が巣を作るなどしてその場所に生息すること 【備考】「常用漢字」ではない。人間が主語になる場合もあり、その場合は自然の中で暮らしていたり、非人間的な暮らしをしているというニュアンスが含まれる |
「住む」と「棲む」の違いについて見ていきました。ぜひ、参考にされて見てください。

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