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「推測」と「推定」と「推察」の違いは何?

「推測」と「推定」と「推察」の違い

「推測」と「推定」と「推察」の違い

「推測」と「推定」と「推察」の違いは以下の通りです。

この記事のまとめ
  • 推測」:ある事柄や情報に基づいておしはかって考えること
  • 推定」:ある情報や事実に基づいておしはかって決めること
  • 推察」:物事の事情や人の心情などをおしはかること

どれも似たような意味を持っていますが、「推測」は「ある事柄や情報に基づいておしはかって考えること」、「推定」は「推測」を確定させること、「推察」は「推測」と意味が共通している部分が多いですが、人の感情や事情などの目では見ることができないものに関して主に使われます。

「推測」「推定」「推察」とは

「推測」「推定」「推察」とは

「推測」について詳しく

「推測」とはある事柄や情報に基づいておしはかって考えることです。

「推測」は現在ある事柄や情報から様々な考えを巡らすことで、それだけでは判断することができない、今のままでは分からない一面を導き出す際に使われます。

「雲の様子から雨が降るでのはないかと推測する」「これまでのデータからこれからの変動について推測する」「今日はうまく行くという推測が当たった」などのように使い、自身の経験や想像と合わせて考えを巡らせ、結論を導きます。

同じような意味を持つ言葉に「予測」という言葉があり、意味に関しては「推測」とほとんど同じですが、「予測」に関しては「未来」や「将来」などのこれから先に起こるであろう出来事にしか使うことができず、「推測」に関しては「過去」「未来」の時間の流れに関わらず使うことができるという違いがあります。

「推定」について詳しく

「推定」とはある情報や事実に基づいておしはかって決めることです。

「推定」には「ある事柄や情報に基づいておしはかって考えること」という「推測」の意味が含まれており、それらを考えた上で決めて確定するという意味があります。

今ある情報と照らし合わせてそれが正しいかは分からないという未確定の部分がある場合は「推測」を、今ある情報と照らし合わせてそれが絶対に正しいという確定の意味の場合は「推定」を使い、そのように使い分けをします。

「推察」について詳しく

「推察」とは物事の事情や人の心情などをおしはかることです。

「推測」と意味が共通している部分が多いですが、「推察」は人の感情や事情などの目では見ることができないものに関して主に使われます。

「ご」を付けて「ご推察」という形にすることによって尊敬語としても使うことができ、また「推測」と比べると「推察」の方が、より相手に同情的、親身な意味合いが強いです。

「推測」と「推定」と「推察」の違いは何?まとめ

推測 【意味】ある事柄や情報に基づいておしはかって考えること
【備考】「過去」「未来」の時間の流れに関わらず使うことができる
推定 【意味】ある情報や事実に基づいておしはかって決めること
【備考】「推測」によって巡らせた様々な考えを確定させること
推察 【意味】物事の事情や人の心情などをおしはかること
【備考】「ご推察」にして尊敬語としても使うことができ、「推測」と比べるとより相手に同情的、親身なニュアンスが強い

「推測」と「推定」と「推察」の違いについて見ていきました。ぜひ、参考にされて見てください。

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