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「推薦」と「推奨」の違いは何?

日本語には似たような字面で同じような意味を持つものがたくさんあるので、日本人でも使い分けがとても難しいものですよね。「推薦」と「推奨」という2つの言葉もその内の1つだと思います。

この記事で、「推薦」と「推奨」の違いについて見ていきましょう。

「推薦」と「推奨」の違い

「推薦」と「推奨」の違い

「推薦」と「推奨」の違いは以下の通りです。

この記事のまとめ
  • 推薦」:良いと思うものを他人にすすめること、条件や地位が適している者を他人にすすめること
  • 推奨」:物事や人物などの対象の優れている部分を挙げて他人にすすめること

「推薦」は人物や物事を対象となるものが優れていると認めた上で条件に合致しているという理由から他人にすすめること、「推奨」は優れている部分を挙げて他人にすすめることです。意味は似ていますが、微妙に意味が異なります。また、その他にも使用する上で細かな違いがあります。

「推薦」「推奨」とは

「推薦」「推奨」とは

「推薦」について詳しく

「推薦」とは良いと思うものを他人にすすめること、条件や地位が適している者を他人にすすめることです。

すいせん」と読みます。

対象となるものが優れているという事を認めてそれを他人にすすめること、性格や能力などの条件であったり地位であったりが適している者を他人にすすめることが「推薦」です。

後述する「推奨」と意味がかなり似ていますが、「推薦」は「こういった条件に合致しているからすすめる」というようなニュアンスが強く、その点が使い分ける上でのポイントでもあります。また「推薦」の対象となるのは人物や物事ですが、人物に対して使用されるのが主です。

「推奨」について詳しく

「推奨」とは物事や人物などの対象の優れている部分を挙げて他人にすすめることです。

すいしょう」と読みます。

機能性に優れている、重量が軽い、コンスタントに物事を考えられるなど、物事や人物などの具体的に優れている点を挙げて、他人にそれをすすめるのが「推奨」です。○○の専門家が「推奨」するなどの謳い文句で、主に商品の宣伝をする際に使用されることがありますが、これによって購買意欲を高めることが出来ます。

似たような言葉に「奨励」というものがありますが、こちらは行動や物事が良いものとして積極的にそれをすすめることという意味があります。「推奨」は柔らかいイメージですが、「奨励」は上からというイメージが強いため、目上の方に対しては「奨励」という言葉は使わない方が良いです。

「推薦」と「推奨」の違いは何?まとめ

「推薦」と「推奨」の違いについて見ていきました。

呼称 意味 備考
「推薦」 良いと思うものを他人にすすめること、条件や地位が適している者を他人にすすめること 「こういった条件に合致しているからすすめる」というようなニュアンスが強く、また主に人物に対して使用される
「推奨」 物事や人物などの対象の優れている部分を挙げて他人にすすめること 具体的に優れている点を挙げてすすめるのが「推奨」

ぜひ、参考にされて見てください。

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