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「日食」と「月食」の違いは何?

突然ですが「日食」と「月食」の違い、それぞれの定義についてご存知でしょうか。

テレビなどのニュース番組で、時折「今日は日食」「明日は月食」と取り上げられることがありますが、一体どのような現象で、どのような違いがあるのか分かりそうで分からない、という方が意外に多いと思います。

この記事で、「日食」と「月食」の違いについて一緒に見ていきましょう。

「日食」と「月食」の違い

「日食」と「月食」の違い

「日食」と「月食」の違いは以下の通りです。

この記事のまとめ
  • 日食」:「太陽」が「月」と重なることによって、部分的に「太陽」が欠けて見えたり、全てが「月」に覆われて「太陽」が全く見えなくなる現象のこと
  • 月食」:「地球」の影が「月」にかかることによって、月が欠けて見えたり、光を反射して赤く見える現象のこと

「日食」は「日(太陽)」が(月に)食べられる現象であり、「月食」は「月」が(地球に)食べられる現象であり、「太陽」が欠けるか「月」が欠けるかの違いがあります。

過程は異なりますが、「太陽」が欠けるか「月」が欠けるかの違いなので、これを覚えておけば問題はなさそうですね。「日(が)食(べられる)」、「月(が)食(べられる)」のように言葉を補うと分かりやすいです。

「日食」について詳しく

「日食」について詳しく

「日食」とは

「日食」とは「太陽」が「月」と重なることによって、部分的に「太陽」が欠けて見えたり、全てが「月」に覆われて「太陽」が全く見えなくなる現象のことです。

つまりは「太陽」が「月」に食べられるように見えてしまう現象、これが「日食」なんですね。「日(太陽)が(月に)食べられる」現象が「日食」と覚えておきましょう。

「太陽」の欠け具合でその名称が変わり、部分的に「太陽」が欠けて見える場合は「部分日食」、「太陽」が全て見えなくなる場合は「皆既日食」、「月」が「太陽」と全て重なっているにも関わらず、「太陽」が輪っかのように見える場合は「金環日食」とそれぞれ呼称します。

「日食」はなぜ起こる?

「地球」は「太陽」の周りを反時計回りで1年をかけて公転し、「月」は「地球」の周りを反時計回りでおよそ27日間で公転します。

この2つの公転のタイミングが合わさったときに「日食」が起こり、位置関係としては「太陽」と「地球」の間に「月」が入り、「太陽」「月」「地球」の順番で一直線に並んだときに起こります。

公転と言っても完璧な円を描いて回っているのではなく、楕円形の公転軌道により地球との距離が変わるために「皆既日食」「部分日食」「金環日食」などの様々な「日食」が起こります。

こう見ると頻繁に「日食」を拝むことができそうですが、「地球」の公転軌道と「月」の公転軌道が傾いているために、実は「太陽」「月」「地球」の順番で一直線に並ぶことは滅多にないことなんです。そのため、ニュースなどで大々的に取り上げているんですね。

「月食」について詳しく

「月食」について詳しく

「月食」とは

「月食」とは「地球」の影が「月」にかかることによって、月が欠けて見えたり、光を反射して赤く見える現象のことです。

「日食」が「日(太陽)」が(月に)食べられる現象と同じように、「月食」は「月が(地球に)食べられる」現象と覚えておきましょう。

「日食」は限られた時間や場所でしか拝むことができませんが、「月食」に関しては「月」が見える位置であればどこからでも拝むことができます。

また、「日食」と同じように、部分的に欠けて見える「月食」の場合は「部分月食」、月が赤く見える場合を「皆既月食」とそれぞれ呼称します。

「月食」はなぜ起こる?

「月食」は、「日食」と同じように「地球」と「月」の公転のタイミングが重なったときに起こる現象で、位置関係としては「月」「地球」「太陽」の順番で一直線に並んだ時に起きます。

「皆既月食」の際に「月」が赤く見えるのは「地球」の大気が影響するためです。太陽光が「地球」の大気を通り過ぎる際に、波長の短い青い光は空気の粒によってすぐに散乱します。晴れの日に空が青いのはこのためです。

しかし、赤い光は波長が長いため、散乱しにくいために弱くなったとしてもそのまま通り過ぎることができます。通り過ぎた赤い光は大気で僅かに屈折、地球を回り込んだ形で月を照らします。この結果が「皆既月食」が赤い理由になります。日の出や夕焼けなども「太陽」が赤く見えますが、これも同じ現象です。

「日食」と「月食」の違いは何?まとめ

「日食」と「月食」の違いについて見ていきました。

呼称 意味 備考
「日食」 「太陽」が「月」と重なることによって、部分的に「太陽」が欠けて見えたり、全てが「月」に覆われて「太陽」が全く見えなくなる現象 「太陽」の欠け具合でその名称が変わり、部分的に「太陽」が欠けて見える場合は「部分日食」、「太陽」が全て見えなくなる場合は「皆既日食」、「月」が「太陽」と全て重なっているにも関わらず、「太陽」が輪っかのように見える場合は「金環日食」とそれぞれ呼称する
「月食」 「地球」の影が「月」にかかることによって、月が欠けて見えたり、光を反射して赤く見える現象 部分的に欠けて見える「月食」の場合は「部分月食」、月が赤く見える場合を「皆既月食」とそれぞれ呼称する

1度は習ったことでも時が経ってしまうとどうしても忘れてしまいますよね。この機会にぜひまた覚えて見てくださいね。

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