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「ラグビー」と「アメリカンフットボール」の違いは何?

ラグビー」と「アメリカンフットボール」は、プレー、ボールの形などが似通っていることから同じスポーツだと思われる方が多いですが、実は全く異なるスポーツです。

しかし、「ラグビー」と「アメリカンフットボール」何が違うのかイマイチピンと来ていない方も中には多いと思います。

この記事で、「ラグビー」と「アメリカンフットボール」は何が違うのかについて一緒に見ていきましょう。

「ラグビー」「アメリカンフットボール」とは

「ラグビー」「アメリカンフットボール」とは

まずは、「ラグビー」「アメリカンフットボール」の基本的な事柄について見ていきます。

「ラグビー」とは

「ラグビー」とは「イギリス」発祥のスポーツで、2つのチームに分かれて楕円形のボールを奪い合い、相手陣地にある「インゴール」まで運び地面につける・あるいは「ゴールポスト」へ蹴り入れて得点を競い合う競技です。

「ラグビー」という名称で親しまれていますが、正式名称は「ラグビーフットボール」と言い、「フットボール」の1つです。

「アメリカンフットボール」とは

「アメリカンフットボール」とは「アメリカ」発祥のスポーツで、2つのチームに分かれて楕円形のボールを奪い合い、相手陣地にある「エンドゾーン」まで運ぶ・あるいは蹴り入れて得点を競い合う競技です。

「アメリカンフットボール」を略して「アメフト」という名前で親しまれています。(以下「アメフト」で話を進めていきます。)

「ラグビー」と「アメリカンフットボール」の違い

「ラグビー」と「アメリカンフットボール」の違い

防具を装備しているかの違い

「ラグビー」は防具は着用せず、「アメフト」は「ヘルメット」などの防具の着用が義務化されており、防具を装備しているか・いないかの違いがあります。

「アメフト」はボールを持つ人以外への接触するプレーが許されていたり、そのルールから意図しない死角からのタックルなどをされることが多く、「ラグビー」に比べると怪我をする危険が高いためです。

「ラグビー」も「アメフト」ほどの防具を着用することはできませんが、「ヘッドギア」などの防具を着用する場合もあります。(「マウスピース」がほぼ全員はつけます。)

「ブロック」「タックル」の違い

上の事柄に関連しますが、「ラグビー」はボールを持っている人にのみ「ブロック」「タックル」をすることができ、「アメフト」は誰に対しても「ブロック」「タックル」することができます。

また「タックル」をする際のルールも異なり、「ラグビー」では肩より上に「タックル」することは禁じられていますが、「アメフト」に関しては肩より上でも関係なく「タックル」することができます。

得点の違い

「ラグビー」は「インゴール」にボールを運び地面につけて、得点を獲得することを「トライ」と言い、この時点で5点を獲得します。その後、「コンバージョンキック」というゴールキックの機会を得られ、これを入れると2点を獲得します。

「アメフト」は「エンドゾーン」をボールが越えれば得点を獲得、これを「タッチダウン」と言い、この時点で6点を獲得します。その後、「ポイントアフタータッチダウン」というさらに点を得られる機会をもらい、「ゴールポスト」にキックで入れれば1点、「タッチダウン」と同じように「エンドゾーン」をボールが越えれば2点獲得することができます。

このように「ラグビー」は一連の流れで最大7点、「アメフト」は「タッチダウン」後のキックかプレイかで7点か最大8点かの得点を獲得でき、両者には得点の違いがあります。

試合する人数の違い

「ラグビー」は合計15名でプレイし、「アメフト」は合計11名でプレイをします。「ラグビー」と「アメフト」では試合する人数に違いがあるんですね。

また、「ラグビー」に関しては、1度フィールドからベンチへ戻ってしまうとその試合でまたプレイすることはできませんが、「アメフト」の場合は、何度でも無制限に選手を入れ替えることが可能になっています。

「パス」の違い

「ラグビー」「アメフト」両者ともに「パス」をしながらゴールへと運びますが、実は「パス」の仕方に違いがあります。

「ラグビー」は前方向に「パス」をすることができず、「アメフト」は1プレイにつき1度だけ前方向に「パス」をすることができます。ルールを破ればもちろん反則となりますが、横もしくは後ろならば何度でも「パス」をすることができます。

「ラグビー」は試合中何度も「パス」を駆使してゴールへと運びますが、「アメフト」の場合は「パス」はあまりしません。

ボールの大きさの違い

「ラグビー」「アメフト」ともに楕円形のボールを使用して試合を行いますが、「ラグビー」のボールと比べて「アメフト」のボールは小さい作りになっています。

また、「ラグビー」は白色、「アメフト」は茶色のボールをしており、色にも違いがあります。

試合時間の違い

「ラグビー」は前半・後半に分かれて試合を行い、前半40分、後半40分の合計80分、「アメフト」は第1クォーター(1Q)から第4クォーター(4Q)に分かれて試合を行い、1クォーター15分が4つあるので合計60分をかけて試合を行います。

これはあくまでも試合時間だけなので、「ロスタイム」や「ハーフタイム」などがあるので、実際には「ラグビー」は2時間、「アメフト」は2時間30分ほどかかります。

「ラグビー」と「アメリカンフットボール」の違いは何?まとめ

「ラグビー」と「アメリカンフットボール」の違いは何?まとめ
違い
「ラグビー」/「アメフト」
発祥の地 「イギリス」/「アメリカ」
防具 着用しない/着用する
「ブロック」「タックル」 ボールを持っている人のみ可/誰に対しても可
得点 「トライ」5点/「タッチダウン」6点
試合人数 15人(1度ベンチに戻ると再出場不可)/11人(無制限に選手の入れ替え可)
前方向への「パス」 不可/1プレイにつき1度だけ前方向に「パス」可
ボール 大きい(白色)/小さい(茶色)
試合時間 前半・後半40分の合計80分/1クォーター15分が4つの合計60分

「ラグビー」と「アメリカンフットボール」の違いについて見ていきました。

同じように思われてしまいがちですが、よく見ると防具を着用していなかったり、「パス」を横や後ろにしか出さなかったりと意外にも多くの違いがあります。

同じ「フットボール」なので混同してしまいがちですが、「ラグビー」と「アメリカンフットボール」の違いについて参考になったら幸いです。