「ラーメン」と「中華そば」の違いは何かご存知でしょうか。
「ラーメン」は、私たち日本人にとって慣れ親しんだものなので何となく分かるのですが、同じようなものに「中華そば」があるので、こちらとは何が違うのか気になりますよね。
この記事で、「ラーメン」と「中華そば」の違いについて見ていきましょう。
「ラーメン」と「中華そば」の違い

「ラーメン」と「中華そば」の違いは以下の通りです。
- 「ラーメン」:中華麺とスープを主体に、チャーシューや海苔などの様々な具材をを組み合わせた麺料理の総称のこと
- 「中華そば」:「ラーメン」の別称のこと
「ラーメン」と「中華そば」は名称が異なるだけで基本的に同じものです。この他にも「支那そば」「南京そば」などもありますが、こちらも同じです。
「ラーメン」「中華そば」とは

「ラーメン」について詳しく
「ラーメン」とは中華麺とスープを主体に、チャーシューや海苔などの様々な具材をを組み合わせた麺料理の総称のことです。
単に「ラーメン」と表記することもありますが、「らぁめん」や「拉麺」などの表記がされることもあり、他にも「老麺」「柳麺」などがあります。
麺料理の起源は中国ですが、中華料理が日本へと伝わり、それをもとに独自に発展したのが「ラーメン」です。豚骨や鶏ガラ、魚介類の骨などから出汁をとり、醤油や味噌などの調味料を加えてそれをスープとし、中華麺、チャーシューや海苔などの具材を加えて作られます。
- 豚骨や鶏ガラ、魚介類の骨などから出汁をとる
- 上記のものに醤油や味噌などの調味料を加えてスープを作る
- 茹でた中華麺・具材(トッピング)を加える
現在の「ラーメン」が世間に広く浸透したのは、1958年に発売された初の「インスタントラーメン」である「チキンラーメン」がきっかけだとされています。
「中華そば」について詳しく
「中華そば」とは「ラーメン」の別称のことです。
「中華そば」は「拉麺」と基本的に同じものを指します。他にも「支那そば」や「南京そば」などの名称で呼ばれることもありますが、こちらとも同じです。
元々「中華そば」は「支那そば」「南京そば」と呼ばれていましたが、「支那」という単語が蔑称で使われたことから、使用自粛要請があり、「支那そば」の別の呼び方として「中華そば」が使われるようになっていきました。
基本的に違いがない「ラーメン」と「中華そば」ですが、「中華そば」は鶏ガラなどを使ったアッサリとした、醤油味のものが多いです。
「ラーメン」と「中華そば」の違いは何?まとめ
「ラーメン」 | 【意味】中華麺とスープを主体に、チャーシューや海苔などの様々な具材をを組み合わせた麺料理の総称のこと 【備考】中華料理が日本へと伝わり、それをもとに独自の進化を遂げたものが「ラーメン」 |
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「中華そば」 | 【意味】「ラーメン」の別称のこと 【備考】基本的に違いはないが、「中華そば」は鶏ガラなどを使ったアッサリとした、醤油味のものが多い |
「ラーメン」と「中華そば」の違いについて見ていきました。
「ラーメン」「中華そば」以外にも、紛らわしいものとして「タンメン」や「タンタンメン」などもあります。下記のリンクからそれぞれの違いについてぜひご覧ください。


