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「保存食」と「非常食」と「災害食」の違いは何?

保存食」と「非常食」と「災害食」の違いは何かご存知でしょうか。

どれも常温で長期保存が可能な食料ですが、具合的な違いについて知っているという方は少ないと思います。

この記事で、「保存食」と「非常食」と「災害食」の違いについて見ていきましょう。

「保存食」と「非常食」と「災害食」の違い

「保存食」と「非常食」と「災害食」の違い

「保存食」と「非常食」と「災害食」の違いは以下の通りです。

  • 保存食」:長期期間に渡って保存できるように防腐、加工処理された食料品
  • 非常食」:災害や紛争などの非常事態の際に、食糧の供給が困難になったときのための食料品
  • 災害食」:「非常食」と基本的に同じで、被災した状況や環境に寄り添った作りがされているもの

どれも長期保存することが可能な食料品のことですが、「非常食」「災害食」は特に災害や紛争などの非常事態の際に、食糧の供給が困難になったときのための食料品を指します。

「保存食」「非常食」「災害食」とは

「保存食」「非常食」「災害食」とは

「保存食」について詳しく

「保存食」とは長期期間に渡って保存できるように防腐、加工処理された食料品のことです。

基本的には数ヶ月保存することができ、長いものだと年単位で保存することができます。食べ物の確保をすることが難しい、寒い冬や、遠洋航海、戦争などの状況を想定して食材に防腐、加工処理をした、古くから活用されてきた手法です。

魚の燻製や、野菜の漬物、ドライフルーツ、ピクルス、チーズ、カップラーメンなどのインスタント食品も「保存食」にあたります。

「保存食」とは言っても長期期間に渡って保存する他、日常的に食べられることも多いです。

「非常食」について詳しく

「非常食」とは災害や紛争などの非常事態の際に、食糧の供給が困難になったときのための食料品のことです。

「非常食」は「保存食」の括りに入りますが、非常事態ということに重きを置いていることから、常温保存ができる、何もしなくても開ければすぐに食べることができる、特別な調理器具を必要とせずにあまり手間がかからないもの、カロリーや栄養バランスが良いものを、取り分けて「非常食」と呼ぶことが多いです。

缶詰や乾パン、水やお湯を入れることで完成するアルファ化米、インスタント食品、レトルト食品、ベットボトル飲料がこれにあたります。

「災害食」について詳しく

「災害食」とは基本的に「非常食」と同じものを指します。

また「防災食」とも言います。

「災害食」は基本的に「非常食」と同じですが、実際の被災生活に「非常食」があまり役に立たなかったということから生まれたものです。乾パンや缶詰などの「非常食」はカロリーや栄養バランスは良いものの、乾燥していたり、温かくなかったり、不味かったりと、単に長期保存ができるように重きを置いていたため、被災した状況や環境に寄り添った作り方がされていませんでした。

つまり「災害食」とは被災した状況や環境に寄り添った作りがされている「非常食」のことです。

「保存食」と「非常食」と「災害食」の違いは何?まとめ

「保存食」と「非常食」と「災害食」の違いについて見ていきました。

この記事のまとめ
  • 保存食」:長期期間に渡って保存できるように防腐、加工処理された食料品
  • 非常食」:災害や紛争などの非常事態の際に、食糧の供給が困難になったときのための食料品
  • 災害食」:「非常食」と基本的に同じで、被災した状況や環境に寄り添った作りがされているもの

「保存食」は、日常的に食べるということが多く、比較的私たちの身近にありますが、災害などの非常時に備えて「非常食」や「災害食」やなども身近に置いておくようにしましょう。