「お湯」と「白湯」の違いは何かご存知でしょうか。健康のために毎日飲んでいるという方も多いと思いますが、これらの違いは何なのか、どのように違うのか、知っている方は意外にも少ないのではないかと思います。
この記事で、「お湯」と「白湯」の違いについて見ていきましょう。
「お湯」と「白湯」の違い

「お湯」と「白湯」の違いは以下の通りです。
- 「お湯」:水に熱を加えて熱く、もしくは温かくしたもの
- 「白湯」:沸騰させた「お湯」を飲めるくらいまで冷ましたもの
「お湯」と「白湯」は結果的に全く同じものになることもありますが、大きな違いは1度沸騰させたかどうかにあります。
「お湯」「白湯」とは

「お湯」について詳しく
「お湯」とは水に熱を加えて熱く、もしくは温かくしたものです。
「お湯」は、水に熱を加えて熱くしたもの、温かくしたものを指し、そこに沸騰したかどうかは関係ありません。100°でも50°でも、水に熱を加えたものであれば「お湯」となります。
また、特にその「お湯」が熱い場合は「熱湯」という呼称になります。
「白湯」について詳しく
「白湯」とは沸騰させた「お湯」を飲めるくらいまで冷ましたものです。
「白湯」という表記で「さゆ」もしくは「しらゆ」と読みます。中国では「白湯(パイタン)」というスープ料理があり、漢字は全く同じですが意味は異なります。
「白湯」は沸騰させた「お湯」を飲めるくらいまでに冷ましたもので、「お湯」とは異なり、そこに「沸騰」という過程が必ず入ります。なので、同じ温度の水であっても、沸騰させていないものであれば「お湯」となり、1度でも沸騰させたものであれば「白湯」となります。
「白湯」を飲む際の適温は50°程度とされており、一日の摂取量目安は700〜800mlと言われています。「白湯」は沸騰させることによって不純物が取り除かれた「純水」という、古くからある考えから生まれたもので、「白湯」を飲むことによって、基礎代謝の向上、胃や腸の働きをよくする、肌荒れの改善、冷え性の解消、リラックス効果など、様々な健康効果があり、注目されています。
「お湯」と「白湯」の違いは何?まとめ
「お湯」 | 水に熱を加えて熱く、もしくは温かくしたもの。沸騰したかどうかは関係無い |
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「白湯」 | 沸騰させた「お湯」を飲めるくらいまで冷ましたもの。「お湯」とは異なりそこに「沸騰」という過程が必ず入る |
「お湯」と「白湯」の違いについて見ていきました。ぜひ、参考にされて見てください。


