首元につけるアクセサリーに「ネックレス」「ペンダント」「チョーカー」などがありますが、これらの違いは何かご存知でしょうか。
同じように扱われてしまいがちですが、これらは微妙に意味合いが異なります。
この記事で、「ネックレス」と「ペンダント」と「チョーカー」の違いについて見ていきましょう。
「ネックレス」と「ペンダント」と「チョーカー」の違い

「ネックレス」と「ペンダント」と「チョーカー」の違いは以下の通りです。
- 「ネックレス」:首回りに身につける装飾品の総称。「ペンダント」と区別する場合は、貴金属や真珠などがチェーン状に連なっていて、「ペンダントトップ」などの装飾品が先端にぶら下がっていないものを指す
- 「ペンダント」:「ネックレス」の一種で、先端に「ペンダントトップ」などの装飾品が垂れ下がるタイプのもの
- 「チョーカー」:「ネックレス」の一種で、首にぴったりと密着するタイプのもの
どれも「ネックレス」の括りに入りますが、デザインによって呼称が変わります。
「ネックレス」「ペンダント」「チョーカー」とは

「ネックレス」について詳しく
「ネックレス」とは首回りに身につける装飾品の総称を指します。
英語では「necklace」と表記し、「neck」は「首」を、「lace」は「紐」を意味しています。よく「neckless」と綴りも語源も勘違いされてしまいがちですが、こちらは「首が無い」という意味で全く異なります。
貴金属や真珠、天然石や肩こり解消効果など、様々なデザイン・効果がある「ネックレス」があります。「ネックレス」は首回りに身につける装飾品の総称ですが、後述する「ペンダント」と区別する場合、「ネックレス」は特に貴金属や真珠などがチェーン状に連なっていて、「ペンダントトップ」などの装飾品が先端にぶら下がっていないものを指します。
また、「ネックレス」と一括りにされることが多いですが、厳密には長さによって区別がされており、35~40cmが後述する「チョーカー」、40~45cmが「プリンセス」、50~55cmが「マチネー」、70~80cmが「オペラ」、107以上cmが「ロープ」、142cm以上が「ロングロープ」と言います。
「ペンダント」について詳しく
「ペンダント」とは「ネックレス」の一種で、先端に「ペンダントトップ」などの装飾品が垂れ下がるタイプのものを指します。
「ペンダント」は正式名称を「ペンダントネックレス」と言い、「ネックレス」の一種です。「ペンダント」は英語では「pendant」と表記し、「吊り下げる」という意味があります。
「ペンダント」は「ネックレス」の1つなので、「ペンダント」のことを「ネックレス」と呼んでも問題はありませんが、「ネックレス」は特に貴金属や真珠などがチェーン状に連なっていて、「ペンダントトップ」などの装飾品が先端にぶら下がっていないもの、「ペンダント」はその装飾品がぶら下がっているものを指し、そのように使い分けがされます。
「チョーカー」について詳しく
「チョーカー」とは「ネックレス」の一種で、首にぴったりと密着するタイプのもの指します。
「チョーカー」は正式名称を「チョーカーネックレス」と言い、「ネックレス」の一種です。英語では「choker」と表記し、「窒息させる」「むせさせる」という意味がある「choke」から来ています。
皮革や布、ビーズ、貴金属など様々なタイプのものがありますが、冠婚葬祭などで使用される短い真珠の「ネックレス」や、短いチェーンにペンダントトップがついた「ペンダント」を指して「チョーカー」もしくは「チョーカータイプ」と呼ぶこともあるので、この辺りが少々ややこしくなっています。
「ネックレス」と「ペンダント」と「チョーカー」の違いは何?まとめ
「ネックレス」と「ペンダント」と「チョーカー」の違いについて見ていきました。
- 「ネックレス」:首回りに身につける装飾品の総称。「ペンダント」と区別する場合は、貴金属や真珠などがチェーン状に連なっていて、「ペンダントトップ」などの装飾品が先端にぶら下がっていないものを指す
- 「ペンダント」:「ネックレス」の一種で、先端に「ペンダントトップ」などの装飾品が垂れ下がるタイプのもの
- 「チョーカー」:「ネックレス」の一種で、首にぴったりと密着するタイプのもの
ぜひ、参考にされて見てください。


