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「共有」と「共用」の違いは何?

何かを複数人で使用することを「共有」「共用」と言った言葉で表しますが、これらの違いは何かご存知でしょうか。

字面も読み方も似ているので混同してしまいがちですが、実は微妙に違いがあります。

この記事で、「共有」と「共用」の違いについて見ていきましょう。

「共有」と「共用」の違い

「共有」と「共用」の違い

「共有」と「共用」の違いは以下の通りです。

  • 共有」:1つのもの・財産・権利などを複数人で共同して所有すること
  • 共用」:複数人が共同で使うこと、対象が2種類以上のものに対して共通して使えること

「共有」は1つのもの・財産・権利などを複数人で所有すること、「共用」は複数人で一緒に使うことです。ニュアンスは似ていますが、微妙に意味合いが異なります。

「共有」「共用」とは

「共有」「共用」とは

「共有」について詳しく

「共有」とは1つのもの・財産・権利などを複数人で共同して所有することを指します。

後述する「共用」と似ていますが、「共有」は1つのもの・財産・権利などを複数人で共同して所有することであり、それらの所有権を使う人全員が持っています。個人のものではなく「親と共有してパソコンを使う」「共有フォルダ」などのように使う人全員にそのものの所有権があります。

また、「共有」は車やパソコンなどの実際に現実世界にあるものだけでなく、「秘密」や「情報」などの形のないものにも使うことが出来ます。

「共用」について詳しく

「共用」とは複数人が共同で使うこと、対象が2種類以上のものに対して共通して使えることを指します。

複数人で使うという点では「共有」と似ていますが、「共用」はエレベーターやエスカレーター、公衆トイレなどを共同して使うことを指し、その対象の所有権はありません。「タブレットを2人で共有する」という文章だとタブレットを2人で購入し使うことを表し、購入した2人に所有権がありますが、「タブレットを共用する」だと何らかの形で使うことを許されたタブレットを一緒に使うということを表し、そこに所有権はありません。

また「共用」にはその対象が2種類以上のものに対して共通して使えること、という意味があり、パーツや部品などがそれ以外にも違う用途で使うことができるという意味があります。

「共有」と「共用」の違いは何?まとめ

「共有」と「共用」の違いについて見ていきました。

この記事のまとめ
  • 共有」:1つのもの・財産・権利などを複数人で共同して所有すること
  • 共用」:複数人が共同で使うこと、対象が2種類以上のものに対して共通して使えること

「共有」は所有、「共用」は一緒に使用、という感じで覚えておくと使い分けで迷うことが少なくなると思います。ぜひ、参考にされて見てください。

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