この世界には様々な色がありますが、その中でも似ているもの、似通っているものがあり、「グレー」と「チャコール」はまさにそれに当てはまります。どちらも灰色のような色をしていますが、この2つにはどんな違いがあるのでしょうか。
この記事で、「グレー」と「チャコール」の違いについて見ていきましょう。
「グレー」と「チャコール」の違い

「グレー」と「チャコール」の違いは以下の通りです。
- 「グレー」:「黒」と「白」を混ぜることによってできる色の総称のこと。16進表記では(#797979)、RGBでは(121,121,121)、CMYKでは(0,0,0,52)が近い色
- 「チャコール」:「黒」に近い「灰色」。16進表記では(#4E4854)が、RGB表記では(78,72,84)、CMYKでは(7,14,0,67)が近い色
「グレー」は総称、「チャコール」は「黒」に近い「灰色」です。「グレー」が「◆◆◆◆◆」、「チャコール」が「◆◆◆◆◆」です。
「グレー」「チャコール」とは

「グレー」について詳しく
「グレー」とは「黒」と「白」を混ぜることによってできる色の総称のことです。
英語では「gray」「grey」の2つの綴りがあり、日本語では「グレー」もしくは「灰色」という呼称で親しまれています。「鼠(ねずみ)色」とも言いますが、「グレー」と「鼠色」では厳密には異なる色です。
JIS慣用色名における「グレー」と同じ「グレイ」は、16進表記では(#797979)、RGBでは(121,121,121)、CMYKでは(0,0,0,52)が近い色とされています。これらの数値で表した色が「◆◆◆◆◆」←になります。
色の16進表記とは、色を16進法で表したもので、基本的には英語と数字を複合した6ケタで表されます。最初の2桁が赤、真ん中の2桁が緑、最後の2桁が青で、それぞれの濃さを表しています。数字は0~9、英語に関してはA~Fが使われ、00の場合が薄く、FFの場合が一番濃い色となります。
RGB、CMYKも色の指標を表したもので、前者は、レッド、グリーン、ブルー、後者は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの頭文字からとった言葉です。
「チャコール」について詳しく
「チャコール」とは「黒」に近い「灰色」のことです。
英語では「charcoal」と表記し、「炭」や「木炭」を意味します。単に「チャコール」と呼ばれることもありますが、「チャコールグレー」や「チャコールブラック」などの呼称でも親しまれています。
JIS慣用色名における「チャコール」は、16進表記では(#4E4854)が、RGB表記では(78,72,84)、CMYKでは(7,14,0,67)が近い色とされています。これらの数字で表した色が「◆◆◆◆◆」←になります。
「グレー」と「チャコール」の違いは何?まとめ
「グレー」と「チャコール」の違いについて見ていきました。
呼称 | 意味 | 備考 |
---|---|---|
「グレー」 | 「黒」と「白」を混ぜることによってできる色の総称 | 16進表記では(#797979)、RGBでは(121,121,121)、CMYKでは(0,0,0,52)が近い色 |
「チャコール」 | 「黒」に近い「灰色」 | 16進表記では(#4E4854)が、RGB表記では(78,72,84)、CMYKでは(7,14,0,67)が近い色 |
「グレー」が「◆◆◆◆◆」、「チャコール」が「◆◆◆◆◆」です。こうやって見ると違いは分かりますが、普段生活をしている中だと見分けるのは難しいですね。ぜひ、参考にされて見てください。


