違い

「原料」と「材料」と「原材料」と「素材」の違いは何?

何か物を作るときにはその元となるものが必要になります。

その元となるもののことを「原料」や「材料」「原材料」「素材」と言いますが、これらの違いは何のかご存知でしょうか。

どれも同じに思われてしまいがちですが、実はそれぞれ意味が異なっています。

この記事で、「原料」と「材料」と「原材料」と「素材」の気になる違いについて見ていきましょう。

「原料」「材料」「原材料」「素材」とは

「原料」「材料」「原材料」「素材」とは

「原料」について詳しく

「原料」とは物を作るときに元になるもので、特に元の形や性質などの原型が残っていないもののことを指します。

「原料」は物を作る際に元となるもののことで、原型を留めていないもののことです。

私たちの身近にある紙は木からできていますが、これは原型を残っていないので「原料」ということになります。また果汁が入った飲み物は、元となっているリンゴやオレンジなどの原型が残っていないので、この場合も「原料」ということになります。

「材料」について詳しく

「材料」とはものを作ったり考えたりするもとになるもの、物を作るときに元になるもので特に元の形や性質などの原型が残っているもののことを指します。

「原料」は元の形や性質などの原型が残っていないもののことですが、「材料」は元の形や性質などの原型が残っているもののことを指します。また、ものを作ったり考えたりする、結論を導いたりする根拠やデータ、景気などを動かす要因などの「元」のことも指します。

家の柱などは木で出来ていますが、木の原型が残っている場合は「材料」を使い、株価などに何らかの影響を与える要因となるものも「材料」と言います。

「原材料」について詳しく

「原材料」とは物を作るときに元になるもので、「原料」「材料」の両者を表す言葉です。

前述の通り、「原料」は元の形や性質などの原型が残っていないもの、「材料」は元の形や性質などの原型が残っているものですが、それが「原料」なのか「材料」なのかは非常に曖昧なため、判断がつかないものを「原料」と「材料」を合わせて「原材料」と言います。

どこからが「原料」でどこからが「材料」となるのかの判断が難しいときは「原材料」と一括りにすることによって、その曖昧な境界をぼかしているんですね。

「素材」について詳しく

「素材」とは物を作るときに元になる「原料」「材料」のことで、特に性質や品質が作るものに活かされる・反映されるもののことを指します。

「素材」は「原料」「材料」の中でも特に性質や品質が作るものに活かされる・反映されるもののことです。

「素材を活かす」はまさにその通りの言い回しで、他にも美術作品をつくるときに使用する絵の具や題材となるものも「素材」と呼ばれることがあります。

「原料」と「材料」と「原材料」と「素材」の違い

「原料」と「材料」と「原材料」と「素材」の違い

「原料」「材料」「原材料」「素材」は4つとも、物を作るときに元になるものでは共通していますが、元となっているものの状態によって違いが出てきます。

「原料」と「材料」は原型が残っていないか、原型が残っているかの違いがあり、その判断がつかない場合は「原材料」が使われます。「素材」に関しては「原料」「材料」と一緒ですが、特に性質や品質が作るものに活かされる・反映されるもののことを指します。

「原料」と「材料」と「原材料」と「素材」の違いは何?

「原料」と「材料」と「原材料」と「素材」の違いについて見ていきました。

この記事のまとめ
  • 「原料」とは
    →物を作る際に元となるもののことで、原型を留めていないもののこと
  • 「材料」とは
    →物を作る際に元となるもののことで、原型を留めているもののこと
  • 「原材料」とは
    →物を作るときに元になるもので、「原料」「材料」の両者を表す言葉
  • 「素材」とは
    →物を作るときに元になる「原料」「材料」のことで、特に性質や品質が作るものに活かされる・反映されるもののこと

「原料」「材料」「原材料」「素材」の内、意味的には間違っていたとしても相手には伝わるとは思いますが、どうせなら正確に伝えたいですよね。それぞれの意味をしっかりと理解して使い分けていきたですね。