「ダブルベッド」と「ツインベッド」の違いは何かご存知でしょうか。ホテルや宿などで聞くことが多いこれらの呼称ですが、突然聞かれれるとどっちがどういう意味か咄嗟に出てこないという方が多いのでは無いかと思います。
この記事で、「ダブルベッド」と「ツインベッド」の違いについて見ていきましょう。
「ダブルベッド」と「ツインベッド」の違い

「ダブルベッド」と「ツインベッド」の違いは以下の通りです。
- 「ダブルベッド」:その「ベッド」の大きさやサイズを表す言葉。「ダブルベッド」という規格の「ベッド」が1つ
- 「ツインベッド」:部屋にある「ベッド」の数を表す言葉。2つの「シングルベッド」が置いてある状態
「ダブルベッド」はその「ベッド」の大きさやサイズを表す言葉、「ツインベッド」は部屋にある「ベッド」の数を表す言葉のことをそれぞれ指します。
「ダブルベッド」「ツインベッド」とは

「ダブルベッド」について詳しく
「ダブルベッド」とはその「ベッド」の大きさやサイズを表す言葉です。
「ダブルベッド」以外にも「シングル」「セミダブル」「ワイドダブル」「クイーン」「キング」などの大きさやサイズを表す言葉がありますが、その大きさはメーカーや国によって定義が異なります。多少の差異はあるものの、大体の大きさは下の表のようになっています。(※縦の長さは全てが195cm前後になります。)
言葉 |
意味・定義
|
---|---|
「シングル」 | 横幅80~100cm前後で一般的な1人用のサイズ |
「セミダブル」 | 横幅120cm前後でゆとりを持った1人用のサイズ |
「ダブル」 | 横幅140cm前後で一般的な2人用のサイズ |
「ワイドダブル」 | 横幅150cm前後でゆとりを持った2人用のサイズ |
「クイーンサイズ」 | 横幅170cm前後でゆとりを持った2人用はもちろん、親子で寝ることもできるサイズ |
「キングサイズ」 | 横幅180cm前後でゆとりを持って親子3人で寝る事ができるサイズ |
また、上記以外にも「ロング」や「カリフォルニアキング」などのサイズもあります。
ホテルで部屋のタイプを予約する際にはこれらを使って表現し、「シングル」の場合は「シングル」サイズの「シングルベッド」がある部屋、「ダブル」の場合は「ダブル」サイズの「ダブルベッド」がそれぞれ1台置いてある部屋、ということになります。なので、「ダブル」と聞くとベッドが2つあるように感じますが、実際のところは「ダブル」というサイズのベッドが1つあるということになります。
「ダブル」には「2重」「2倍」といった意味があるので、英語の意味で捉えると覚えやすいです。
「ツインベッド」について詳しく
「ツインベッド」とは部屋にある「ベッド」の数を表す言葉です。
日本の場合は一般的にはその部屋に2つの「シングルベッド」が置いてある状態を指しますが、欧米などでは体格に応じて、「ツインベッド」であっても「シングル」ではなく「ダブル」が置いてある事が多いです。
「ツイン」は部屋に2つの「シングルベッド」が置いてあることを指しますが、ベッドが1台だけの場合「シングル」、3台置いてある場合は「トリプル」という表現をします。
「ツイン」には「双子」という意味があるので、こちらも英語の意味で捉えて覚えると分かりやすいと思います。
ちなみに、「ダブルベッド」または「キングサイズ」のベッドが1台、あるいは「シングルベッド」または「ダブルベッド」が2台置いてある部屋を4人で利用することを「クアッド」と言います。
「ダブルベッド」と「ツインベッド」の違いは何?
「ダブルベッド」と「ツインベッド」の違いついて見ていきました。
呼称 | 意味 | 備考 |
---|---|---|
「ダブルベッド」 | その「ベッド」の大きさやサイズを表す言葉。「ダブルベッド」という規格の「ベッド」が1つ | 「シングル」「セミダブル」「ワイドダブル」「クイーン」「キング」などの様々な大きさがある |
「ツインベッド」 | 部屋にある「ベッド」の数を表す言葉。2つの「シングルベッド」が置いてある状態 | 日本の場合は一般的にはその部屋に2つの「シングルベッド」が置いてある状態を指すが、海外の場合は違うこともある |
少しややこしいですが、英語の意味をしっかり捉えると分かりやすいですし、覚えやすいです。ホテルに宿泊される際は、1人の場合は「シングルベッド」ではなく、ゆとりが持てるそれを超えるサイズの「ダブルベッド」や「セミダブル」がおすすめです。
「ベッド」が窮屈だと疲れが取れませんし、次の日に響いてしまいます。ぜひ、ホテルでの「ベッド選び」の参考にして見てくださいね。


