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「死亡」と「死傷」の違いは何?

ニュースなどで事件や事故が報道されると、「死亡」や「死傷」などの言葉を耳にすることがあります。「死亡」の意味については何となく分かるのですが、「死傷」ってかなり分かりにくい表現ですよね。

この記事で、「死亡」と「死傷」の気になる違いについて見ていきましょう。

「死亡」と「死傷」の違い

「死亡」と「死傷」の違い

「死亡」と「死傷」の違いは以下の通りです。

この記事のまとめ
  • 死亡」:死ぬ、亡くなるということ。日本では医師が「呼吸停止」「心臓停止」「瞳孔散大」「脈拍停止」の4つの項目を確認して「死亡」扱いとなる
  • 死傷」:死んだ・亡くなった人と、大小に関わらず怪我を負ってしまった人が両方いる状態

「死亡」はそのままの意味ですが、「死傷」はなくなってしまった人と、怪我を負ってしまった人が両方いる状態のことを指します。

「死亡」「死傷」とは

「死亡」「死傷」とは

「死亡」について詳しく

「死亡」とは文字通り死ぬ、亡くなるということです。

日本では「呼吸停止」「心臓停止」「瞳孔散大」「脈拍停止」の4つの項目を確認して「死亡」という扱いになります。

この4つの項目は誰でも判断できるという訳ではなく、医師のみが判断することができ、医師以外が判断する場合は単に「心肺停止」となります。実際には「死亡」していたたとしてもその場にいる警察や消防の方、一般の方では「心肺停止」までしか判断することができないため、医師の確認が取れるまではニュースなどの報道でも「心肺停止」という扱いになり、そのほとんどがこれにあたります。

医師以外の方が安易に「死亡」と判断してしまうと、蘇生可能な命でも救えなくなってしまう可能性があるので、こういった決まりになっているようです。

「死傷」について詳しく

「死傷」とは死んだ・亡くなった人と、大小に関わらず怪我を負ってしまった人が両方いる状態のことを指します。

体に何らかの傷を負うことを「軽傷」「重傷」と言いますが、この「傷」と、死ぬ、亡くなるという意味の「死亡」が組み合わさった言葉が「死傷」と覚えておくと理解しやすいです。

ちなみに「軽傷」とは全治30日未満のもの・場合の怪我のこと、「重傷」は命に別状がなく、全治30日以上のもの・場合の怪我のことをそれぞれ指します。

「軽傷」「重傷」よりも更に酷い状態が「重体」で、怪我や病気に関わらず、命を落としてしまう危険がある症状・負傷のことを指します。

「軽傷」と「重傷」と「重体」と「軽症」と「重症」の違いは何?ニュースなどの報道で「軽傷」「重傷」「重体」「重症」「軽症」などの言葉をよく耳にします。何となく重い症状だとか酷い状態だとかは分かるので...

「死亡」と「死傷」の違いは何?まとめ

「死亡」と「死傷」の違いについて見ていきました。

呼称 意味
「死亡」 死ぬ、亡くなるということ。日本では医師が「呼吸停止」「心臓停止」「瞳孔散大」「脈拍停止」の4つの項目を確認して「死亡」扱いとなる
「死傷」 死んだ・亡くなった人と、大小に関わらず怪我を負ってしまった人が両方いる状態

何となくの意味は分かっていても、実際にそれがどんなものかは分からなかったりしますよね。ぜひ、参考にされて見てください。

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