「知識」と「知恵」の違いは何かご存知でしょうか。似たような言葉なため、混同したり、同一のものとして考えてしまうこともあるとは思いますが、「知識」と「知恵」では意味が微妙に異なっています。
この記事で、「知識」と「知恵」の違いについて見ていきましょう。
「知識」と「知恵」の違い

「知識」と「知恵」の違いは以下の通りです。
- 「知識」:ある事柄について知っていること、またその内容のこと
- 「知恵」:物事の道理を理解して適切に判断や処理をすること、「知識」を基にそれを適切に活用していくこと
「知識」はある事柄や物事を知っていること、「知恵」はその知っていることを適切に活かすことです。意味は似ていますが微妙に違いますね。
「知識」「知恵」とは

「知識」について詳しく
「知識」とはある事柄について知っていること、またその内容のことです。
これまで私たち人間が培ってきた事柄や、学習や実験などから得る事ができた事実、そのデータを「知識」と言います。簡単に言いますと、私たちが知っている事が「知識」です。
たとえば、空を飛んでいる動物を指してその動物の名前が「ツバメ」だと知っていることだったり、明日の天気の予報が「雨」だとして、明日は「雨」が降るのだと知っていること、これらを「知識」と呼称します。「情報」と呼称しても差し支えないです。
「知恵」について詳しく
「知恵」とは物事の道理を理解して適切に判断や処理をすること、「知識」を基にそれを適切に活用していくことです。
「知識」はある事柄を知っているという事ですが、それを基に適切に活用していくのが「知恵」です。「知識」を持ち合わせていてもそれを活用する「知恵」がなければ意味はなく、「知恵」が合っても「知識」を持ち合わせていなければこちらも意味はなく、この2つはどちらも重要です。
明日の天気の予報が「雨」で明日は「雨」が降るのだと知っていること、これを「知識」と呼称しますが、「雨」が降るから折り畳み傘を鞄の中に入れておこうという、「知識」を基に行動するのが「知恵」です。
「知識」と「知恵」の違いは何?まとめ
「知識」 | 【意味】ある事柄について知っていること、またその内容のこと 【備考】空を飛んでいる動物を指してその動物の名前が「ツバメ」だと知っていることだったり、明日の天気の予報が「雨」だとして、明日は「雨」が降るのだと知っていることなど |
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「知恵」 | 【意味】物事の道理を理解して適切に判断や処理をすること、「知識」を基にそれを適切に活用していくこと 【備考】「雨」が降るから折り畳み傘を鞄の中に入れておこうという、「知識」を基に行動するのが「知恵」 |
「知識」と「知恵」の違いについて見ていきました。ぜひ、参考にされて見てください。


