小型のカプセルの中におもちゃが入っているものを「ガチャポン」「ガチャガチャ」「ガチャ」など、様々な呼称がありますがこのように呼びますよね。昨今、ソーシャルゲームの普及でよりこれらが私たちの身近になっていますが、これらの呼称の違いは何なのか気になりますよね。
この記事で、「ガチャポン」と「ガチャガチャ」と「ガチャ」の違いについて見ていきましょう。
「ガチャポン」と「ガチャガチャ」と「ガチャ」の違い

「ガチャポン」と「ガチャガチャ」と「ガチャ」の違いは以下の通りです。
- 「ガチャポン」:「カプセルトイ」のうち株式会社バンダイが製造販売している商品及び商標
- 「ガチャガチャ」:「カプセルトイ」のうち株式会社バンダイが製造販売している商品及び商標
- 「ガチャ」:「カプセルトイ」のうち株式会社タカラトミーアーツが製造販売している商品及び商標
どれも「カプセルトイ」という硬貨を入れてレバーを回すとカプセル入りの玩具などが出てくる販売機及びそのカプセルの玩具のことですが、「ガチャポン」「ガチャガチャ」「ガチャ」は商標で、その権利を持っている会社が違います。
「ガチャポン」「ガチャガチャ」「ガチャ」とは

「ガチャポン」「ガチャガチャ」について詳しく
「ガチャポン」「ガチャガチャ」とは「カプセルトイ」のうち株式会社バンダイが製造販売している商品及び商標のことです。
「カプセルトイ」とは自動販売機の一種で、硬貨を入れてレバーを回すとカプセル入りの玩具などが出てくる販売機及びそのカプセルの玩具のことです。つまりは「ガチャポン」「ガチャガチャ」、後述する「ガチャ」などの総称です。「ガチャポン」「ガチャガチャ」や、後述する「ガチャ」は商標登録されているため、その権利を持っている会社や個人しかその呼称を使用する事は出来ませんが、「カプセルトイ」であれば問題ありません。
株式会社バンダイでは「ガチャポン」「ガチャガチャ」の他にも「ガシャポン(ガシャ)」も商標登録されており、「ガシャポン」が1985年に、「ガチャガチャ」は1988年に、「ガチャポン」は2002年にそれぞれ商標登録がされています。3つの呼称がありますが、この中で最も使用されているのが「ガシャポン」で、バンダイのゲームでは「ガシャポン」や「ガシャ」などの呼称が目立ちます。
「ガチャ」について詳しく
「ガチャ」とは「カプセルトイ」のうち株式会社タカラトミーアーツが製造販売している商品及び商標のことです。
「ガチャポン」は株式会社バンダイの商標ですが、「ガチャ」に関しては株式会社タカラトミーアーツの商標です。
「ガチャ」は様々な場面で目に入りますが、商標登録をされていても、使用料を支払う事によってその呼称を使用することが出来る場合があります。
また、現実世界の「ガチャポン」「ガチャガチャ」「ガチャ」と、ソーシャルゲームなどオンラインゲーム上の「ガチャポン」「ガチャガチャ」「ガチャ」とは商標の区分が違うため、オンラインゲーム上の「ガチャ」に関しては株式会社タカラトミーアーツは商標を持っておらず、「NHN comico株式会社」という会社が商標を持っています。
なので、「ガチャ」は基本的には使用する事は出来ないのですが、オンラインゲームの「ガチャ」はゲーム内の1つの機能であるという観点から、商標の問題をうまい具合に回避している、というようなこともあるようです。また商標の問題から「ガチャ」や「ガシャ」などの言葉は使用せずに、「召喚」などの独自の呼称を使用しているオンラインゲームも数多くあります。
「ガチャポン」と「ガチャガチャ」と「ガチャ」の違いは何?まとめ
「ガチャポン」と「ガチャガチャ」と「ガチャ」の違いについて見ていきました。
呼称 | 意味 | 備考 |
---|---|---|
「ガチャポン」「ガチャガチャ」 | 「カプセルトイ」のうち株式会社バンダイが製造販売している商品及び商標 | 株式会社バンダイでは他にも「ガシャポン(ガシャ)」も商標登録されており、この呼称が最も使用されている |
「ガチャ」 | 「カプセルトイ」のうち株式会社タカラトミーアーツが製造販売している商品及び商標 | オンラインゲーム上の商標とは区分が違うため、オンラインゲーム上の商標は「NHN comico株式会社」という会社が持っている |
ぜひ、参考にされて見てください。


