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「窃盗」と「万引き」と「強盗」の違いは何?

テレビ番組やニュースなどで、連日のように「窃盗」「万引き」「強盗」などの犯罪行為で逮捕されるのを見かけますが、これらの違いは何なのかご存知でしょうか。

何となくのイメージはそれぞれあるものの、正確な違いと聞かれると困ってしまいますよね。

この記事で、「窃盗」と「万引き」と「強盗」の違いについて簡単に見ていきましょう。

「窃盗」「万引き」「強盗」とは

「窃盗」「万引き」「強盗」とは

「窃盗」について詳しく

「窃盗」とは他人の財物を盗み、自分の所有物にすることです。

「窃盗」は他人のものを盗み、自分のものにしてしまうことです。「窃盗」をすると「窃盗罪」として10年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処されます。

「窃盗」の範囲は広く後に触れる「万引き」や「置き引き」「車上荒らし」「スリ」「空き巣」などの盗む行為も「窃盗」に含まれます。また、自分の持ち物を他人に預け、それを黙って自分のものにしてしまう行為も「窃盗」にあたります。

似たようなもので「横領」という言葉がありますが、こちらは他人から預かり自分の占有下にあるものを奪うというものなので、他人のものを盗み、自分のものにする「窃盗」とは微妙に異なります。

「万引き」について詳しく

「万引き」とは「窃盗」の1種で、商業施設などの陳列している商品を持ち去る・盗む行為の通称のことです。「商品窃盗」とも言い、通称なので刑法に「万引き」という表現はありません。

「万引き」は特に商業施設などで他人のものを盗み、自分のものにしてしまうことです。「万引き」は「窃盗」の1種なので、「窃盗罪」として10年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処されますが、常習犯でなければこの範囲の中で軽い罪が処されます。

また、「万引き」は営業時間内に盗む行為を指すことなので、閉店している店に忍び込んで盗む行為は「万引き」とは言わず、単に「窃盗」となります。

語源に関しては諸説ありますが、商品を間引いて盗む「間引き」が変化して、「万引き」になったとする説が有力とされています。

「強盗」について詳しく

「強盗」とは暴行や脅迫など用いて他人の財物を強取し、自分の所有物にすることです。

「強盗」は暴行や脅迫などの行為を用いて他人のものを奪い取り、自分のものにしてしまうことです。暴行や脅迫は相手の反抗を抑圧する程度に強いものでなければならないという点がポイントになっており、これを基準に判断がされます。「強盗」をすると「強盗罪」として5年以上の有期懲役が処されます。

「窃盗」とは他人のものを盗むという点では一致していますが、「強盗」はこれに暴行や脅迫が加わります。また、似たようなもので「恐喝」がありますが、こちらは相手の反抗を抑圧するに至らない程度の暴行や脅迫を加え、財物を交付させることを指します。

暴行や脅迫はするものの、相手の反抗を抑圧するに至らないもので、財物を被害者本人に差し出させることです。「恐喝」をすると「恐喝罪」として10年以下の懲役が処されます。

「窃盗」と「万引き」と「強盗」の違い

「窃盗」と「万引き」と「強盗」の違い

「窃盗」と「万引き」の違い

「窃盗」と「万引き」はどちらも他人のものを盗み、自分のものすることという点は共通していますが、「万引き」は商業施設などの陳列している商品を持ち去る・盗む行為で、「窃盗」の1種です。

また「万引き」は営業時間内に盗む行為を指すことなので、閉店している店に忍び込んで盗む行為は「万引き」とは言わずに「窃盗」となります。

「窃盗」「万引き」と「強盗」の違い

「窃盗」「万引き」「強盗」はどれも他人のものを盗み、自分のものすることという点では共通していますが、「強盗」のみ、そこに暴行や脅迫が加わります。

「万引き」のところでは触れませんでしたが、「万引き」をして逃走、その被害者を振り払って怪我を負わせたなどのことがあると「強盗」になる可能性があります。

「窃盗」と「万引き」と「強盗」の違いは何?

窃盗」と「万引き」と「強盗」の違いについて見ていきました。

この記事のまとめ
  • 「窃盗」とは
    →他人のものを盗むことで、10年以下の懲役又は50万円以下の罰金が処される
  • 「万引き」とは
    →特に商業施設などで他人のものを盗むことで、10年以下の懲役又は50万円以下の罰金が処される
  • 「強盗」とは
    →暴行や脅迫などの行為を用いて他人のものを奪い取ることで、5年以上の有期懲役が処される

似たような意味ですが、それぞれ意味が異なっています。ぜひ、参考にされて見てくださいね。